相場参加者の9割は負けてしまうというFXの世界。
逆に考えれば10%の勝ち組は相場を攻略し、大金を手にしているということですよね。
今から「オリンピックで金メダル」は難しくても、FXを攻略し、勝ち組10%に入ることは可能です。
そこで必要となる3つのポイントについて紹介します。
この記事を書いている私はFXで「何度も」資金を倍にすることが出来ました。
逆に「何度も、何度も」口座を溶かしてもきました。
- 入金直後にマイナス20万
- 更に追加マイナス5万
- 更に追加マイナス5万
- 更に追加マイナス30万
- 更に追加マイナス20万
- 金がなくなって、仮想通貨を現金化して更に20万追加。
私の口座破綻の回数はキリがないですね(汗)
最初は「勝てない」のは皆んな同じ。
出来るだけ距離感の近い、最近やっと勝てるようになった奴の感覚も知っておいて損はありません。
そこで身をもって気付いた、『FXを攻略する上でやるべきこと』、『FXを攻略する上でやってはいけないこと』をシェアしていきたいと思います。
外国為替という大きな市場でせめて、このブログに訪れてくれた人たちが「資金を増やし続けていける」ことを願っています。
また、私自身も『知識や経験をアウトプット』することにより、よりFXで勝てるようになりたいとも思っています。
FXを攻略するための3つのポイント【目指すは1000万円】
- 【リスクリワード】エントリーすべきポイントを理解する
- 【ロット】資金に対して「最大10%の可変ロット」
- 【損切り】エントリー前に損切りポイントを決める
とはいえ、この3つを徹底した取引をすれば資金は増えていきます。
正確には、『勝ったり、負けたりしながら口座残高が増えていく』です。
ちなみにファンダメンタル(政治的要因による相場の変化)は無視です。
ファンダメンタル的な相場変動が起きる時は『FXをやらない』が1番安定します。
FXのファンダ要素が強いイベント
- 米国雇用統計
- ブレグジット(最近はあんまり話題ないですね)
- アメリカ大統領選挙
それでは、FX攻略3つのポイントに話を戻します。
①FXを攻略するために必須、リスクリワードについて
まずは1番重要なのは、『リスクをどれだけ取って、リターンをどれだけ望むのかを明確にする』ことです。
そこで、エントリー前に必ず『リスクリワード』を測りましょうというお話。
このリスクリワードを測る事が徹底されていないと、『このパターン勝てそう』などの安易なエントリーをしてしまいます。
そして時には勝てて、時には大負けするのがこのパターンです。
FXでエントリーする前にリスクリワードを測るのはナゼ?
「FXでエントリーする上での大前提」リスクリワードを測る理由
- 『利益を確定するポイント』を決めるため
- 『損切り位置』を決めるため
ロングやショートで「エントリーする前に必ずどこで利益確定して、どこで損切りするかを決めておく必要がある」ということです。
損切りについて、下記の『③【損切り】エントリー前に損切りポイントを決める』でも詳しく解説しています。
例えば、1万円の負けを許容して、3万円を取りいく。
これはリスクリワードが1:3の場面です。
(買いでも売りでも)ポジションを持つ前に、リスクリワードが1:2以上でないと、そもそもエントリーすることは許されません。
なぜなら『FXの勝率は100%ではない』からです。
勝率が100%であれば、リスクリワードが1:1以上なら、やればやっただけ資金は増えます。
しかし、勝率が100%でない以上は、「損切り1」に対して、「利益2」以上じゃないと割が合わない勝負となるわけです。
1万円を差し出し、1万円を狙う勝負をしたとして、勝率が50%ならどうでしょう。
エントリー、2回に1回は1万円を失ってしまうことになります。
しかし、リスクリワード1:2以上を徹底すれば50%の勝率でも、長くやり続けると引き分け以上は期待できますよね。
当然、勝率を上げるエントリー手法は必要ですし、リスクリワードの更にいい場面の判断も学ばなくてはなりません。
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だから、必ずリスクリワードを測って、『本当にいまエントリーするべき場所なのか吟味する』必要があります。
リスクリワードを測らない人は、特に『損切りで迷い』が生じてしまうことが多く、結果として口座を飛ばしてしまうほどの損失を被ることになります。
私自身、何度もこのパターンで口座を飛ばしました。
FX攻略における「リスクリワード」を測る方法は?
海外FXではスタンダードなMT4というチャートソフトなら簡単です。
MT4チャートでは、マウスの真ん中をクリックすると、起点からのpipsを簡単に調べることが出来ます。
- 起点となる場所にマウスを持っていく
- マウスの真ん中ボタンを押す
- 画面に十字が現れたら計測モード
- 左クリックしながらマウスを動かすと、左から下記の順でデータが出ます。(文字が小さくて見づらいかも、PIPSを知りたいときは真ん中の数字です。)
「起点からのローソク足本数」
「起点からのPIPS」
「マウスがさしている場所のレート」
※真ん中の数字が「3996」とあったら「399.6PIPS」です。
「3996PIPS」ではないのでご注意を!
「国内FX業者」の場合は、独自のチャートソフトを用意していることが多いので上記のMT4のように測る事はできません。
しかし、チャートの右側にレート(価格)が書いてあるので、目測でもいいのでリスクリワード1:2以上のポイントにしぼる癖をつけましょう。
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損切りに対して利益確定場所が1:2になるようなポイント以外は『エントリーを避ける』事を徹底するだけで、相場で生き残るチャンスは劇的に変わるはずです。
どんなにチャンスに見えても、リスクリワードが合っていない取引はいずれ大きな負けを呼び込み後悔をすることになりますからね。(これは特に過去の自分に言っています。笑)
リスクリワードをしっかり測って、【優位性のあるポイント】以外のエントリーは避けて行きましょうね。
②【FX攻略の最適ロット】資金に対して「最大10%の可変ロット」です。
次はロットについてです。
結論から申し上げます。
ロットは口座資金に応じて、上げ下げする『可変ロット』が良いでしょう。
ちなみに口座資金【10万円】で始める場合のおすすめロットは【0.1ロット】
「可変ロット」を採用する理由は簡単。
精神的な負荷が少なく『複利運用』できるからです。
口座が100万円になるまで0.2ロットでコツコツやってきた人が、100万円になったからと言って、いきなり1ロットにあげると最初は恐怖すると思います。
通常、ロットは下記のような設定が一般的です。
- 海外FXの場合、1ロット=10万通貨
- 国内FXの場合、1ロット=1万通貨
同じ1ロットでも国内FX業者で取引するより、海外FX業者の方が10倍大きいのです。
上記の1ロットは1pipsで1000円ほど動きます。
(通貨ペアにより違いあり)
FX攻略における具体的な可変ロットでの運用数値
口座資金【10万円】で始める場合のおすすめロットは【0.1ロット】です。
これは資金に対してハイレバレッジ気味でもあります。
海外FX口座10万円の場合、1ポジションの上限は0.1ロットとします。
1pips動くと100円です。
この0.1ロットを数発打てるようにしておくと良いでしょう。
FX開始する時10万円に対して、0.1ロットを数発うてるようにしておく理由
- トレンドの起点を掴むため、打診の『分割エントリー』
- 不利なポジションから早めに逃げておくための『分割決済』
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上記でも述べましたが、この資金に対して多少ハイレバ気味のロットをおすすめする理由は下記です。
『小資金からの成り上がり』ではハイレバ取引である程度リスクを取る必要がある。
このハイレバをしつつ証拠金維持率を保つために海外FX口座を使うという事です。
ちなみに下記はネットでよく言われる海外FXの心配事ですね。
- 出金拒否されたらどうしよう
- そもそも海外口座は業者が破綻したらどうしよう
- 雑所得扱いになるから税金が高すぎる
これらはある程度、FXで安定的に勝てるようになってから心配しても遅くありません。
業者の倒産ばかりは予測不能ですが、「大手取引所」や「悪いウワサがでていない業者」なら多少は安心できると思います。
税金に関しては法人口座で取引すれば法人税30%でやれますしね。
とにかく、まずは「安定して勝てるようになること」この一点に集中すべきです。
習得したトレードスキルは誰からも奪われる事はないですから。
実際、勝てるようになるまでに損失を出来る限り抑えることのほうが重要です。
勝てるようになった後に、初期投資費用が50万〜100万くらい用意出来るなら国内口座のレバ25倍でも全然大丈夫だと思います。
それまでデモ口座だけでやりつづけてもいいですしね。
少し話がそれてしまいました。気を取り直してまいります。
ロットは資金量の10%『可変ロット』で取引しましょう。
10万円が11万円になったら0.11ロットです。
10万円が9万円に減ってしまったら、0.09ロットにします。
当然、10万円の資金が100万円になったら1ポジション1ロットです。
1000万円になったら、1ポジションが10ロットとなります。
このレベルになってくると1日10pips取れれば「10万円」ですから、勝てるロジックと資金量があればリスクを抑えて生活資金は余裕で捻出できますね。
実際はスプレッド(手数料)があるのでもう少し獲得した利益は減りますが。
最後にもっとも重要で必ずコントロールしなくていけない損切りについてです。
③【FX攻略における損切り】エントリー前に損切りポイントを決める【絶対】
①の『リスクリワードを取引前に必ず測る』でも簡単にお伝えしましたが、エントリーする前に【損切り】は決まっていなくてはいけません。
リスクリワードを図る際に、損失1に対して利益2以上のポイントにするとお伝えしました。
ということは、逆に考えると簡単です。
「損切りを背にしたエントリーならリスクリワードが高くなる」ということですよね。
FX攻略における損切り位置は具体的にどう決めるの?
【画像】ポンドドル5分足:②のポイントはショートエントリーの優位性のあるリスクリワード場面
直近の高値を超えたら損切りして、直近の安値で利益確定するというルールにします。
つまり②の場所で水平線を上抜けされたら「損切」です。
直近の高値を超えたら損切りして、直近の安値で利益確定するというルール
①のローソク足実体でショートエントリー(売り注文)しても、上抜けされた時の損切はせいぜい6PIPSくらい。
かたや直近の安値においた利益目標は30PIPS以上狙える場面です。
終わったチャートでの解説なんて、なんとでも言えるので「たられば」ですけどね。
応用編
ただし、ポンドドルを「ぱっと見」で丁度②のポイントに来ている局面を見つけることができたなら?
その瞬間、ポンドドルと反対の動きが出てれば熱い「ドル円が上昇」していたら?
つまり、「ドルが強い」なら、必然的に「ポンドドル」のポンドは売られては下がるんじゃないかな?
ユーロポンドを見てみたら、「ユーロ上昇」だ。つまりポンドは売られている。
やはりポンドは弱っているはず!
なーんて考えられたら優位性はさらに高まると思います。
上記の画像の場所であれば1番リスクが少ないのは『直近の高値付近②で売る』ことです。
なぜなら、「直近の高値を超えたら損切りするので、損失は抑える」ことが出来ます。
また損切り近くまで引き付けることによって、利益確定ポイントまでの距離も取れたので、このトレードが成功した場合の獲得pipsも期待できますよね。(「リスクリワード」の良い状態です。)
あとは直近の高値付近で売ることが、本当に優位性があるのかどうかを考えると立派な手法の出来上がりです。
【重要】手法は損切りから考える
損失を限定して、優位性のあるエントリーポイントを探しましょう。
たとえば下記のポイントに引き付けることができると勝率は高まります。
- 上位足の抵抗線や支持線(レジスタンスライン、サポートライン)
- トレードしている時間軸の新値
- 移動平均線
上記のポイントや他の根拠の重なる場所に『引き付けて』取引する。
意識されそうな場所が分かっても、待てずにエントリーしてはダメです。
FXはとにかく優位性のあるポイントまでエントリーを『引き付ける』のが大事です。
それさえ出来れば、エントリーした場所から逆行してしまっても、そこはすぐに損切りポイントですので損失は限定できます。
あ、ここで損切り位置をズラしたりってのは無しですよ。
(私もやってしまってましたが、、)
損切りポイントを決めずにエントリーは絶対にダメですが、同じく絶対にやってはいけないことはこちらです。
- 上位足を見て次の抵抗線へ損切りポイントをずらす(損切り場所より遠い所に1時間足の抵抗線があるからここまで粘ろうとか)
- エントリー時の根拠でないインジケーターへ損切りポイントをずらす(損切り場所より遠い所に移動平均線があるからそこで止まるかもとか)
- 損切りポイントは決めたけど、そこで損切りできない(ナンピンが増えると切れなくなるんですよね)
これらは破滅への入り口です。
私は地獄を見ましたよ。
なけなしの20万円が入金した最初のトレードで半分の10万円になってしまった経験が、、
もちろん、可変ロットで0.2ロットでエントリーしてました。
しかし、損切り出来ずにナンピンしまくりで50%のドローダウンです。
トレード技術うんぬん以前の問題でした。
損切りポイントはエントリー前に決めて、必ずそのポイントで執行しましょう。
自分で切る自信がない人は『損切りの指値注文』を入れておきましょう。
以上、FX攻略3つのポイントをお話ししました。
【〜FX攻略〜本記事まとめ】
- 【リスクリワード】エントリーすべきポイントを理解する
- 【ロット】資金に対して「最大10%の可変ロット」
- 【損切り】エントリー前に損切りポイントを決める
この3つを厳守し、『レジサポ』からエントリーすれば大抵勝てるんですよ。
上記を踏まえて、『レジサポ』として意識される場所が定まってくると、それが【手法】になります。
今後も、上記のような『レジサポとして意識されるポイント』などの情報を実際のトレード画像とともにお伝えしていきます。