FX初心者の方は、少額スタートして稼げるようになるのか、気になりますよね?
答えはYES!
初心者が少額スタートしても稼げるんです。
その理由は、『レバレッジ』と『複利』があるからなんです。
詳しく解説します。
- FX初心者が少額からでも稼げる2つの理由【レバレッジと複利】
- 『レバレッジ』と『複利』を味方につけるコツ
- FXで成上るための選択肢を提示
FX初心者が少額でも稼げる2つの理由【レバレッジと複利】
FX初心者が少額でも稼げる2つの理由は①『レバレッジ』と②『複利』があるからです。
ただし『損失リスク』も同時に抱えなければならないという事は頭の片隅に入れておきましょう。
FX初心者が少額から稼ごうとしたときに理解しておくべき下記の2点について解説します。
- 『レバレッジ』
- 『複利』
FX初心者は少額でも①『レバレッジ』をかけて大きな取引が出来る
FXは少額でもレバレッジ(てこの意味)を掛けることで、実際の資金よりも大きな取引が可能です。
レバレッジを怖がる人もいますが、「少額投資の強い味方」と考えていいでしょう。
『外貨預金』をイメージしてもらうとレバレッジがわかりやすいです。
基本的に『外貨預金』はレバレッジ1倍です。
FXは証拠金を入れる信用取引で、レバレッジを1倍以上に引き上げて通貨のトレードを行います。
同じ通貨の交換でも、FXは『外貨預金』にくらべると短期的に資金を回す取引であることがわかります。
ちなみに日本国内のFXにおいて、レバレッジ上限は「25倍」に規制されています。
- 国内FX:25倍
- 海外FX:400倍~1000倍など
国内FXレバレッジ25倍ですが、「少額スタートでは埒が明かない」のが正直なところです。

「10万スタートで1億円達成!」などの投稿などもありますが、レバレッジのかかる海外FX口座でないと難しいです。
日本国内にいながらにして海外FX口座を持つことは簡単ですので、関連記事で解説します。
FXを始めたいけど資金が少ないのでハイレバ海外FX口座にしようか迷っている。 しかし、国内口座じゃないと怖いし、デメリットはないのか考えておきたい。 そんな、「FXの海外口座」をつくるのを迷っている方へデメリット3点をストレート[…]
②FX初心者は少額から資金が増えると『複利』で稼げる
『複利』に関してはFXのみならず投資全般における資産形成の要ですよね。
「複利運用」=増えた資金を元本に組み込み、より大きな取引で運用する。
先ほどのレバレッジと『複利運用』を掛け算することで、下記の条件でシミュレーションすると面白い結果が出ます。
- 初期資金:10万円
- レバレッジ:400倍
- 1日の獲得pips:30pips
- 取引ロット:資金が増えた分だけ上限まで上げていく(乱暴な複利運用)

2日目:21万円⇒46万円
3日目:46万円⇒98万円
4日目:98万円⇒212万円
5日目:212万円⇒457万円
6日目:457万円⇒984万円
7日目:984万円⇒2119万円
8日目:2119万円⇒4561万円
9日目:4561万円⇒9820万円
10日目:9820万円⇒2億1100万円
(千円単位の端数は省略しています。)
https://fxmessi.com/?view=pc
さすがに上記のは難しいとしても、「FX」で10万円が1か月で1000万円になり、2カ月目には1億円に到達したという方は何人もいます。
「主婦がFXで億を稼ぎ脱税」などでニュースになったこともありますね。
次は、もう少し現実的なFXの資金運用について話します。
フルレバレッジ、フルロットで全勝は無理があるので、資金を守りながらレバレッジや複利の恩恵を受ける方法です。
FX初心者が少額から資金を増やす「レバレッジ」と「複利」を味方につける方法
「レバレッジ」と「複利」を味方につける方法とは、『FXの資金管理方法』と考えていいでしょう。
増えた分だけフルMAXで投資できるメンタルがある人は良いですが、普通は耐えられません。
100万円が200万円になり、喜んだ矢先に資金10万円まで負けてしまったら立ち直れなくなります。
FXはいかに損失(負け)をコントロールするかが重要です。
損失が多く出ると「複利効果」が発揮できなくなってしまうので、下記の3点が必須です。
FX資金管理法
- 証拠金維持率に余裕が持てる海外口座を使う
- 利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる
- 損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる
「FX初心者が少額から稼ぐ①」証拠金維持率に余裕が持てる海外口座を使う
レバレッジを味方につける
国内FX会社の場合、レバレッジは多めにとりたいが、証拠金の維持率が下がってしまうと「強制ロスカット」されてしまうおそれがあります。
少額の資金だと常にギリギリの戦いを強いられてしまうというわけです。
少額の場合は、大きなレバレッジが掛けられるため証拠金維持率を多めにとれる、海外口座が有利なわけです。
そもそもレバレッジがたくさんとれるからといって、無理して「大きな勝負をする必要もない」わけです。
レバレッジは大きな取引をするためだけにあるわけではなく、少ない証拠金で余裕をもった取引をするためだと考えましょう。
FXで安定して勝てるようになるまで、「レバレッジを味方につける」イメージです。
「FX初心者が少額から稼ぐ②」利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる
複利を味方につける
『可変ロット』という資金管理で「複利運用」をしていきます。
- 利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる
- 損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる
海外FXで10万円の資金から始める場合、「0.1ロット」からスタートするとします。
5万円の利益がでて、資金が10万円から15万円に増えました。
【利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる】
次のトレードは「0.15ロット」に引き上げます。
『可変ロット』のキモは、資金増加時は「複利の恩恵」がうけられ、資金が減った時はリスクを下げられることです。
取引内容は同じことの繰り返しなので、資金が大きくなった分だけ稼げるようになります。
『可変ロット』の割合は、「取れるリスク」によって変わります。
上記は10万円の資金に対して10%のロットです。
「FX初心者が少額から稼ぐ③」損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる
レバレッジと複利を敵に回さない
「可変ロット」のルールを思い出してください
- 利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる
- 損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる
先ほどの例の逆です。
最初のトレードで2,000円負けてしまい、資金が9万8千円になりました。
【損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる】
次のトレードは「0.09ロット」に引き下げます。
ここで損失をすぐに埋めようと、下記の2点をやってしまうと大きな損失を生む危険が高まります。
資金が減ってしまった時にやってはいけないこと
- 「ロットを下げない」
- 逆に「ロットを上げる」
上記は「可変ロット」という資金管理ルール違反で、レバレッジと複利を敵に回す行為です。
資金に対してのレバレッジも大きくなっている危険な状況といえます。
ここまでは、FX初心者が少額でも稼げる2つの理由「レバレッジ」と「複利」についてお話ししました。
次の項では、実際にFXにどう取り組んでいくかの話をしたいと思います。
FX初心者が少額から成上るための選択肢
①レバレッジの取れる海外口座を作る
海外口座のメリットやデメリットについては下記の記事を参考にしてみてください。
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実際のトレード手法については下記の記事に詳しく書いています。
FX手法の「鉄板パターン」を探している。 FXでなかなか手法が定まらない・・・ そんなアナタに向けて今回は、「オレ的・鉄板パターン」についてお伝えしたいと思います。 この方法は監視時間も限定されているので簡単です。[…]
②複利を味方につける「可変ロット」を覚える
資金管理法(可変ロットや分割エントリー)については下記の記事に詳しく書いています。
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FX初心者が少額でも稼げる2つの理由まとめ
- レバレッジについて:海外FX口座のほうがレバレッジをとれるので証拠金に余裕を持ったトレードが出来る。
- 複利について:「可変ロット」で資金管理することにより「複利の恩恵」をうけることができる。
- 利益が出たら、取引金額(ロット)を上げる
- 損失が出たら、取引金額(ロット)を下げる