国税庁の調査では、年間「1億円以上を稼ぐ職業1位」はトレーダーでした。
出典:ハーバービジネスオンライン(年収1億以上の職業)
稼げる人は圧倒的に稼げる職業だと証明されたわけです。
私もFXの初心者だった頃、「稼ぎ方」がわからず困った記憶があります。
そこで、FX初心者に向けた「稼ぎ方」について3ステップでお伝えしたいと思います。
FX初心者「月5万円の稼ぎ方」資金は20万【3ステップ】
初心者の方が「FXで月5万円稼ぐためにやるべき3つのこと」についてお伝えします。
20万円の資金を運用し5万円を稼ぐやり方です。
土日は相場が動いていないので、1ヶ月の稼働日は20日間とします。
1ヶ月で5万円を稼ぐには1日2,500円稼げれば充分です。
今回はMT4(チャートソフト)の使える海外口座の画像を使って説明します。
取引口座は国内でも大丈夫です。
1日に稼ぎたい金額が決まると、やることは単純です。
それでは、初心者の方が「FXで月5万円稼ぐためにやるべき3つのこと」を順に掘り下げていきたいと思います。
記事後半では『注意事項』やさらに効果的な勉強法なども書いています。
「FXで月5万円稼ぐためにやるべき3つのこと」資金は20万
- 「エントリーする目線の固定」ショート(売り)だけを狙う
- 「エントリー根拠を持つ」水平線を引く
- 「ポジションを持つ」損切りと利確ポイントを先に決める
①「エントリーする目線の固定」ショート(売り)だけを狙う
ショート(売り)だけを狙います。
ロング(買い)はやりません。
ショートで獲れるようになると、のちのちロングも獲れるようになるので大丈夫です。
ちなみにプロのFXトレーダーは、ロングよりもショートの方が勝率がいいという話もあります。
理由は「初心者」のときは金額の上下にドキドキして、「正常な判断が狂いがち」になります。
なのでロング(買い)よりも『値動きの早い』ショート(売り)だけを狙います。
FXは「何でもかんでも出来る必要はない」という投資種目です。
得意なパターンだけを待ち、『勝ちやすい場面だけを取引すればいい』のです。
20万円を元手に「月5万円稼ぐ」のはショート(売り)だけでも十分可能です。
海外口座(10万通貨)を使い、0.2ロットで取引をします。
0.2ロットを使い、ショート(売り)で「1pips獲得」すると約200円です。
ちなみに下記が直近の各通貨ペアの1日の変動幅です。
2020年9月「3ヶ月平均」1日のボラティリティ(値が動いた幅)
- ドル円が60pips
- ユーロ円が95pips
- ポンド円が125pips
月5万を稼ぐには、ここから10pips(2,000円くらい)を抜き取るイメージです。
どの通貨ペアから10pips抜いてもいいんです。
1日にこれだけ動く中から10pips、なんとなくできそうに思えてきませんか?
②「エントリー根拠を持つ」水平線を引く
チャートを表示して、【画像】のように「直近の②高値と④安値」を水平線でつなげてみましょう。
この水平線は、「売り買いのバトルが起きているポイント」です。
「①の縦線」で監視を始めたとしても、それ以前から「上げどまっている②」と「下げ止まっている④」は存在しています。
ショートでエントリーを待っているわけですから、「ここより上の価格に行くのは難しいだろうな」という場所から売っていきます。
「売り買いのバトルが起きているポイント」で売りが勝利したらついていくイメージです。
ですので「売り買いのバトルが起きているポイント」を見極める必要があります。
「直近の高値と安値」は上げ止まり、下げ止まりが起きている場所なので強い反対売買があったと考えられます。
トレードは5分足で行いますが、ゴチャゴチャしてわかりにくい場合、15分足や1時間足に切り替えてみましょう。
大きい時間足の方が信頼度が高いです。
できれば、4時間足、1時間足、15分足と見ていき、「長い時間軸で上昇が止まっているポイント」まで引きつけた方が安心です。
③「ポジションを持つ」損切りと利確ポイントを先に決める
MT4では簡単に目標地点までの「PIPS」が測れます。
必ず計測するクセをつけましょう。
先ほど②の水平線を明確に上に抜けたら「損切り」です。
損切り1に対し利益2になるポイントを探すか、引きつけてエントリーしましょう。
リスク1に対してリワード2以上です。(リスクリワード)
この計測については、MT4の画面上でマウス中央ボタンを押すと測ることができます。
損切りと利確ポイントは「直近の②高値と④安値」に引いた水平線を目安にするのがいいでしょう。
①の縦線からチャートを見ていたとします
②まで引きつけて「ショート」
③の赤線を越えたら「損切り」
④を目指す過程のどこかで「利確」
ざっくりと「売り目線」でのトレードについてお話ししました。
上記のようなポイントを見つけるためには、「高値や安値」で売り買いのバトルが発生していた場所を水平線でつなぐ。
そこまで「引きつけて」からエントリー。(リスク1に対してリワード2以上なければ見送り)
これだけでを徹底すれば、「0.2ロットで1日10pips」はとれます。
そして、月に5万円は可能だと言えます。
【注意点】FX初心者「月5万円の稼ぎ方」
FXで月に5万円稼ぐにはショート(売り)だけで可能であるとお伝えしました。
ただし注意が必要なのは、FXは勝ったり負けたりしながら資金を増やすゲームであるという認識です。
すべてのトレードには「損切り」が必ずセットです。
さくっと負けは認めて次のポイントまで待つことができなければ、5万円はおろか元手資金全てを失うことになるでしょう。
そこで【損切りの注意点】をお伝えします。
「自分で損切りする自信がない」場合は決済注文を入れよう
含み損をみると「損切り」できなくなってしまう恐れのある人は、あらかじめ損切りのために『決済注文』を入れておきましょう。
各業者により注文方法があるので要確認です。
ここからが重要、『損切り決済注文を入れたら、絶対に動かさない』ようにしましょう。
不利な状況を回避するために、損切りを先送りにする行為は大きな損失を招く恐れがあり厳禁です。
私は何度か「損切りを先送り」した結果、その口座の資金を全損させた経験があり、今では「鉄の掟」として守っています。
スマホトレードは厳禁
スマホでトレードをする時に危険なのが「相場の急な値動き」です。
トランプ発言などで急に「値が跳ねた」ときに損切りが追いつかなくなり、大きな損失を招く恐れがあります。
どうしてもスマホでトレードする場合は「電話やメールなどの優先設定を解除」した方が良いでしょう。
スマホでトレードしていて、損切りボタンを押す瞬間に「割込着信」などくると本当に危険ですよ。
損切りのすぐ後はエントリーしない
損切り後にすぐ再エントリーはやめましょう。
自分でも気づかないうちに「損失をすぐに取り返したいモード」になっている恐れがあります。
こうなると正常な思考ができていない可能性があるので、いったんチャートから離れる習慣をつけましょう。
リスクリワードが1:2のトレードを心がければ、「浅い損切り」はどうってことないと理解することです。
私の場合は、紙に書いてデスクに貼っておきました。
「人間の意思は弱く脆い」と損切りミスで口座を飛ばしてから気づいたんです。
【応用編】FX初心者「月5万円の稼ぎ方」
資金効率が更に良くなる2つのポイントです。
ここからは少し応用編になります。
余裕のないうちは勝率の高い方法を繰り返す方がいいでしょう。
トレードに慣れて、少し余裕が出てきたら下記の項目にもチャレンジしてみるとトレードの幅が広がります。
- 分割エントリーを覚えよう
- 鉄板パターンを増やそう
①分割エントリーを覚えよう
分割エントリーとは、自分の資金で使えるロットを分割し、エントリー後に一定の裁量判断が効くようにすることです。
これにより「確実な利食いポジション」、「伸ばすポジション」、「引き分けの概念」などを習得することができます。
詳しくは下記の関連記事にまとめました。
FXトレーダーの多くが使う分割エントリー手法。 実際、メリットはあるのでしょうか? その答えは「引き分けに持ち込み資金を守りやすい」というところが大きいと感じます。 FXトレードで有効な分割エントリーの方法とメリットについ[…]
②鉄板パターンを増やそう
FX初心者が月に5万円を獲得するための「稼ぎ方」ではショート(売り)だけで十分というお話しでした。
慣れてきたら「勝てるパターン」を増やしていってもいいでしょう。
もちろんショート(売り)専門でも、FXはロットをあげれば大きな利益を狙えるので大丈夫ですよ。
手法について気になる方は下記の記事で、複数の通貨ペアを使った「オレ的・鉄板手法」について書いています。
FX手法の「鉄板パターン」を探している。 FXでなかなか手法が定まらない・・・ そんなアナタに向けて今回は、「オレ的・鉄板パターン」についてお伝えしたいと思います。 この方法は監視時間も限定されているので簡単です。[…]
【まとめ】FX初心者の稼ぎ方「ショートのみで、月に5万円稼いでみよう」
売り目線でエントリーできるポイントを探しましょう。
「上位足」や、「直近の高値安値」、「水平線」を利用し、自分に有利なところまで引きつけるのがコツです。
「0.2ロット」でも、1日「10pips」とれれば、月に『5万円』が見えてきます。
まだローソク足やチャートの見方がよくわからないという人は下記の本で学べます。初回はよくわからなくても「流し読み」しつつ、デモ口座とかで練習しましょう。ちなみに私は、2回目に読んでやっと内容が理解できました。
FX初心者で何から学べば良いかわからない・・・・ さーくま ネットの情報量に困惑したら、まずは「本」で勉強してみましょう。 そこで今回は、『FXトレード初心者が最初に読むべき本』について解説します。 […]