ポンド円の特徴というワードを調べると「動きが大きく、初心者には危ない」なんてよく言われますね。
しかし、本当にそうでしょうか?
今回はポンド円の特徴から勝てる場面だけを見切る術についてお伝えしたいと思います。
ちなみにFXにおいて怖いのは取引量が極端に少ない通貨ペアだと思います。
理由は相場参加者が少なくテクニカル分析が効かない可能性があるからです。
つまり優位性が分からないので、博打要素が高いという事ですね。
話が逸れてしまいましたが、本題に参ります。
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ポンド円の特徴【深く覚える必要はないです】
まずはザックリとポンド円の特徴をおさらいします。
別に覚える必要はありません。
ポンド円の荒い値動きという特徴を逆手にとれば、短時間で大きく利幅を取れる可能性があるということでもあります。
その辺についても本記事で紹介していきます。
当然実践するには慣れや練習が必要なので取り組み方も紹介します。
ポンド円の取引量の特徴
円の取引量は世界で第3位
ポンド円はこれらの組み合わせで出来た通貨ペアなので比較的メジャーな取引通貨ペア。
とはいえ、米ドルが絡む通貨に比べると取引量は少ない(相場参加者が少ない)ため値動きが荒くなりがちです。
ポンド円のボラ特徴
上記でも触れましたが、日によってかなりボラティリティ(値幅)に差があって荒い通貨ペアです。
洗礼を受けた方は言わずもがなですよね。
とはいえ、ある程度動きが読めるとポンド円のように『たくさん動いてくれた方がトレーダーとしては値幅が取れてありがたい』わけです。
ポンド円の直近値幅の特徴
2021年6月現在
直近6ヶ月のポンド円の1日の値幅
【50〜225pips】
参考サイト:「ボラチェッカー」
FX攻略ツール「ボラチェッカー」
50pipsの日は『ロンドン休場』でしょう。
225pipsの日は『材料が出た』可能性が高いですね。
詳しく調べてないけど高確率でそのはずです。
この辺りはわざわざサイトで調べなくてもチャートにリアルタイムで平均値を出してくれるものがあるので、そっちのほうが便利です。
右下に平均ボラ計算されるMT4用の「天才チャート」
ポンド円の特徴を知ったら勝てる場面(方向性)だけを見極める
ポンド円の特徴を把握したら、早速トレードに生かしましょう。
とはいえ、値動きが荒いとかの特徴ってデメリットになりそうですよね。
そこでポンド円が荒ぶるタイミングで方向性を見極めて同じ方向に乗る方法について話したいと思います。
ポンド円特徴を理解した攻略法
これは当ブログで何度もお伝えしている話ですが、ポンド円と一緒になって動いてる通貨ペアからある程度方向性はわかるようになります。
下記の3通貨ペアだけは最低限みておきましょう。
- ポンドドル
- ドル円
- ユーロ円
勝ち方の要点は下記の2つです。
- ポンド円とポンドドルが一緒の方向に動いている時は、連動してる方向に目線を固定する
- ドル円、ユーロ円とポンド円が同じ方向に動いている時は、連動してる方向に目線を固定する
①ポンド円とポンドドルの連動に乗る
画像:2021年6月10日 ポンド円/ポンドドル
これは何度も別記事で書いているのですが、重要なので説明します。
私は②よりも①の方が短時間で大きなpipsが取れることが多いです。
上記画像は「2021年6月10日ポンド円とポンドドル」ですが、全く同じ時間わずか30分で40pips以上揃っての上昇です。
まず①のポンド連動が起きやすいは日本時間で16時〜18時くらいが多いです。
(冬時間は17時から18時)
つまり、ポンドの主戦場となる【欧州時間】が開始してからですね。
この時にポンド円とポンドドルが似たようなチャートを描いていたら、レジサポラインなどから押し目買いや戻り売りで入っています。
反転してもレジサポを背にエントリーしてるのですぐに損切りできて、損失も限定できます。
「ポンドドルの特徴」については下記の記事で詳しく紹介しています。
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②円シリーズ連動に乗る
これは、『日本円の強弱に左右される』ので純粋なポンドの伸びほどは信頼感は落ちると思っています。
しかしながら、日本時間9時にいっせいに円シリーズが上昇や下落する時があります。
午前中にトレードをする人は、こういった『円シリーズ連動に乗る』が強い武器になると思います。
この辺りも下記の記事に詳しく書いていますので気になる方はどうぞ。
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【まとめ】ポンド円の特徴を理解して荒波を乗りこなしましょう。
殺人通貨と言われるポンドですが、本記事で特徴を把握し荒波をしっかり乗りこなしていきましょう。
まとめでは本記事でお伝えした内容と行動方法についてお伝えします。
- ポンド円の世界的な取引量
- ポンド円のボラティリティ(値動き)の特徴
- ポンド円の直近相場における値幅(pips)
ポンド円のボラや値幅を知った上で行動の仕方
ポンド円を取引する上で重要な考え方として『ポンド』もしくは『円』の連動に乗りましょう。
短期で大きく動くことの多いポンドですから、伸びるタイミングを理解した上でテクニカル分析していくほうが効率的です。
ポンド円とポンドドルの連動が起きやすい時間
【日本時間16時〜18時】
ポンド円を含む円シリーズの連動が起きやすい時間
【日本時間9時〜11時】
上記の理由における共通点は「現地ビジネスタイム開始直後」ということです。
株式市場も動く時間なので、為替も動きやすいということですね。
【デイトレ大百科】
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現在でも、及川圭哉氏による週2回のYouTubeリアルトレード(一般公開)もあるので、そこだけでも見る価値アリです。