ポンドドル専門の5分足手法【決定版】NY時間のかんたん判別法

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ポンドドル専門サイトをいくつか見ていて思ったのは、「このやり方で勝ってるぜ」というシンプルな記事が無いという事。

そこでポンドドル専門で取引するための「かんたん手法」について書いてみました。
エントリー条件はニューヨークタイムの5分足です。

 

本記事で紹介するのは、「ポンドドルの個別チャート」+「ドル円」と「ユーロドル」をみてエントリーと決済(利確・損切り)を判別する方法です。

 

取引しない通貨ペアも監視するのがシンドイと感じるかたも、1ヶ月ぐらいやっているうちに慣れてくるので諦めないでチャレンジしてみてください。

 

本記事を理解するメリット
これができると、インジケーターを使わずとも相場の方向性や勢いが判別できるようになります。
自分自身が『モメンタム』(相場の勢い)を測るツールみたいな状態です。

こういった能力が自動化できると、チャート分析プラスアルファの根拠が生まれ「勝率アップや素早い損切り判断」に繋がります。

 

 

「FX口座の新規開設や増設において損しないために読むべき記事」 はコチラ!

 

【結論】ポンドドル専門の5分足手法。

まずは結論として全体像(参考ツイートあり)をみていただいて、手法イメージをしてもらってから「やり方」をお伝えします。

時間帯はドルの動きが出やすいニューヨークタイムでの場合です。
余談ですが、ポンドドルを取引するなら欧州時間(16時以降)かNY時間(21時以降)がいいでしょう。

 

ポンドドル専門手法の全体像
「ポンドドル」の5分足手法とはユーロドルとドル円をみて下記の関係がみて取れたらエントリー検討です。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=””]①ポンドドルの「ショート」を検討する場面
・ポンドドル下落
・ユーロドル下落
・ドル円上昇

②ポンドドルの「ロング」を検討する場面
・ポンドドル上昇
・ユーロドル上昇
・ドル円下落[/st-mybox]

※テキストだけだと分かりにくいので下記のツイート画像をご覧ください。

 

Twitterに投稿したポンドドル専門手法のリアルトレード
こちらのツイートをご覧ください。
上記のルール従いポンドドルショートをした場面です。

(ポンドドルの拡大画像はもう少し下に掲載してます。)

 

 

 

【手順①】ユーロドルとポンドドルが同方向か判別

まずはポンドドルと同じく、対米ドルの通貨ペアであるユーロドルの方向を確かめます。

欧州通貨のポンドやユーロに対して米ドルの強さをみているわけです。
ポンドドルとユーロドルがバラけた動きをしていると、この「手法のエントリー精度が落ちますので見送り」となります。

 

エントリーに適した状況
1.ポンドドルとユーロドルが揃って上昇
2.ポンドドルとユーロドルが揃って下落

※要する揃って同じ方向に動いててほしいワケです。

 

【手順②】ドル円とポンドドル、ユーロドルが逆方向か判別

手順①でポンドドルやユーロドルが揃っている時に「ドル円」が真逆の動き(上記のツイート参照)であると、米ドルに対してポンドドルやユーロドルの強弱が明確と判断できます。

これは相場の需要と供給の話になりますが、「需給のバランスが取れているか、取引がなければ相場はヨコヨコの動き」(レンジ)になります。

 

 

しかし、明確に上下の動きが出ていて上記ツイートのようなドル円に対し、ポンドドルとユーロドルが「逆相関図」になっている場合、需給が「どちらかに偏っている」わけです。

上記ツイート7/30の場合は『米ドルが極端に買われていた状況』です。

上記判断の根拠として、ポンド円(中央上)やユーロ円(左下)が「下がってこないのが証拠」です。

つまりユーロやポンドは決して弱くは無いけど、『米ドルが強いためポンドドルやユーロドルは下落』した。

 

 

上記を理解できたらやることは1つ。
我々、FXの個人トレーダーは「偏っている」方向へエントリー(波に乗る)し、動きが止まる前に決済するといった手法です。

とはいえ「方向性や勢いだけで勝てないのがFX」ですよね。
個別チャートで優位性のあるエントリーポイントを探すのが次の手順です。

 

 

 

【手順③】ポンドドルの個別チャート分析

sakumaFX7/30ポンドドル逆相関図

抜粋した上記画像を見てもらうと分かりますが、「黄緑のカクカク線のあたりでショートエントリー」しています。
上記画像を使って、ポンドドルの個別チャートだけでみた場合のエントリー理由について解説します。

 

 

ショートエントリーの理由はこちら(Twitter投稿より詳しく書いてます)
・高値を切り下げている(ダウ理論)
・安値も切り下げている(ダウ理論)
・黄緑線も下向きで、15分足トレーダーも売り始める(※及川式
・ポンドドル画像の4本手前ローソク足、黄緑線を越えたが「上ヒゲ」で終わったのをみて確信(売り圧力が強く上昇しきれない)

 

 

※及川式に関しては億トレーダー及川圭哉さんの天才チャートを使った考え方です。
黄緑の移動平均線は同時刻の「15分足チャート」を10本移動平均線にして「5分足チャート上に表示」したものですね。
ちなみに表示しているチャートも及川式マルチタイムフレーム「天才チャート」です。

 

 

【手法まとめ】ポンドドル専門家への道

 

 

本文のまとめ

  1. ポンドドルを取引するならポンドとドルの動きが出やすい16時から25時
  2. ドル円とユーロドルの方向が有利な状況なのか判別する
  3. ポンドドル個別チャートは上位足を意識したマルチタイムフレーム分析活用

 

 

マルチタイムフレームを利用したチャート分析例をもう一つご紹介

密集した1時間足MA(青線)と15分足MA(黄緑線)からの下放れにショートで乗りました。
ツイート【根拠】に記載があるように、損切しやすい場所なのでリスクリワードも抜群でした。
ちなみにこれも及川式で学んだマルチタイムフレーム分析です。

 


行動の仕方
ポンドドル専門の5分足手法を『練習』するなら21時くらいから23時くらいが分かりやすい相場になること多いです。
上記のツイートのような場面は頻繁に出てくるので、時間さえ区切ってしまえば労力もすくないです。

 

 

▲注意点
1点だけ注意があるのですが、NY時間21:30を境に重要指標が連発する日があります。
指標チェックできるサイトでエントリー前に必ず確認しましょう。でないと下記の私のように悲惨な目に遭います。

 

 

以上、ポンドドル専門手法でした。
まずは「行動の仕方」にあるような時間帯でデモや小ロットで『練習』してみるのもいいと思います。
慣れないうちは難しかったりするのでコツコツ慣れていくのがいいと思います。