FXで瞬間的に利益を取るスキャルピング手法です。
このやり方を学ぶメリットはたくさんあります。
なぜならユーロドルだけでなく他の通貨ペアでも簡単に応用することができるからです。
自分はデイトレやスイングだという方も『FXの引き出しは多い方がいい』はずですよね。
先ずはこちらのツイートをご覧ください。(チャート拡大図も下にあります。)
5分足1、2本で30pips弱を狙った『ユーロ最弱』スキャルピングです。
2021年8月23日(月)NY時間22:45
ユーロドル『激弱』パターン発見したので延長戦しました。
【根拠】
・ドル円 陽線
・ユーロ円 下っぽい
・ユーロドル 陰線
・ユーロポンド 陰線ユーロシリーズ(ユーロ円まで)下げている状況でドル円上昇なので、
『ユーロvsドル』はドルの勝ちでユーロ下げる。 pic.twitter.com/KQOAMC42OA— さーくま@FX (@Sakuma_FX) August 23, 2021
FXユーロドルで勝率を劇的にアップさせる手法
ユーロとドルの強弱を判別してエントリー判断をします。
本手法の公式
<< 通貨ペア強弱 + テクニカルの押し目、戻し目でエントリー >>
上記のツイートのように『ユーロが弱い+ドルが強い』を確認できたらユーロドルのショートエントリーです。
勝率を劇的にアップさせる手法
上の図で言うと「ドル円」は移動平均線を下抜け出来ず「押し目買い」のポイントになっています。
『ユーロ円』は「ドル円」にくっ付いて上昇しようとしたものの移動平均線に阻まれ「戻り売りの形」です。
かたや【ユーロドル】は戻り売りのタイミングではありません。
しかしユーロドルを取引したのには理由があります。
- ドルは強そう(反転上昇中)ユーロは弱そう(ユーロ円、ユーロドル、ユーロポンド全下げ)
- 円はよくわからない(対円で共通しそうなドル円とユーロ円が逆の動きだから)
- 「ユーロ弱い」と「ドル強そう」が、通貨ペア選択の根拠としては上記時点で最適
先に手法の本質部分をお伝えしたので、ここからは取り組み方です。
ユーロドル手法を3つのステップに分けて解説します。
②ユーロ系の相関確認
③ドル円の動きと正反対か確認
①ユーロドルの方向性
ユーロドルに方向性がない(レンジ)の場合はエントリーを見送ります。
なぜなら方向性が出ていないと強弱判断がつかないからです。
なので売り買いの決着がつく、もしくは決着がついた場面が美味しい場所となります。
ちなみにFXでは『ユーロドルの動きが出やすい時間帯』というのがあります。
ユーロドルの動きが出やすい時間帯
下記の時間帯は欧州からNYの金融市場が活発になる時間です。
②ユーロ系の相関確認
ユーロ系の相関確認とは、簡単に言うとユーロ/〇〇という通貨ペアが同じ方向に動いているかと言うことです。
・ユーロ円
・ユーロポンド
・ユーロドル
①の方向性が確認できたあとでないと、どっちに動くかわからないレンジの可能性が高いです。
しっかりと動きが出た後でも遅くはないので焦らず動きを見極めましょう。
③ドル円の動きと正反対か確認
通貨の強弱を見る上で、通貨ペアを比べることが重要です。
ユーロドルとドル円が逆の動きをしてくれていると環境はいいと言えます。
特にNY時間21:00〜23:00くらいで『ドル円』が大きな動きをしているときはユーロドルもチャンスが来ている可能性大です。
再度下記の画像を見ていただくと、ドル円は茶色い移動平均線を抜け切れずに上昇しています。
この茶色い移動平均線はマルチタイムフレーム4時間足の移動平均線です。
一方、円シリーズでの上昇ならばユーロ円も上昇しそうですが青い移動平均線に阻まれて隠しています。
青い移動平均線はマルチタイムフレーム1時間足の移動平均線です。
ドル円とユーロ円の強弱だけ見ても図式はこの通り。
ユーロが一番弱い事がわかるので、一番強いドルとの強弱を考えると下降する勢いはユーロドルが一番であると答えが出ます。
【まとめ】FXユーロドルの強弱判断手法
取り組み方まとめ
取り組み方その1『ユーロドルの方向性を確認する』
動きのある時間帯でないと、相場の本意ではなく「何となく」の方向感の可能性が高い。
よって、ユーロドルの動きが出やすい16時~24時で監視や取引をするよう心掛ける
取り組み方その2『ユーロドルの相関関係を見極める』
上記の時間帯では、しばしばユーロが揃って動くタイミング(相関)がある。
ユーロが揃った時は『ユーロ最強』か『ユーロ最弱』の可能性が高い。
取り組み方その3『ドル円の方向性を確認する』
本記事の主題はユーロドルなので、ドル円(米ドル)との強弱を確認することが必須です。
ドル円に対してユーロドルが反対の動きをしていたらエントリーチャンス。
ドルが強いか、ユーロが弱いかなどはシリーズを見ると分かる。
ドル円上昇で、ユーロ円、ユーロドル、ユーロポンドが下降ならユーロが弱い。
ユーロはどの通貨ペアに対しても下降しているうえ、ユーロ円下降を考えると「ドル円で売りが出ている円より弱い」事もわかる。
(ポンドの強弱がどこに当てはまるかは、ポンド円やポンドドルも見ないとわからないがユーロポンドを見る限りユーロよりは強い事がわかる。)
ちなみこの考え方、通貨の連動や強弱については「億トレーダー及川圭哉さん」の天才チャートを使った考え方【及川式】です。