ポンドドルトレードでお悩みの方に送る『相関トレード』についての記事です。
重要なのは、現在ポンドドルはどの通貨ペアと相関しているのか?
ここを理解することによって「ロング」「ショート」「静観」を判断することができます。
ドル円とユーロドルだけで簡単に判断する方法のご紹介です。
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「ポンドドルの相関トレード」ユーロドルは同じ動きでドル円は反対の動き。
見出しが結論ではあるのですが、要するにポンドとユーロに対してドルが極端に強いのか、極端に弱いのかということを見極めようということです。
もう少し事細かな見方はあるのですが、負けにくい方法は『極端な強弱がついてる状態』ですので、本記事ではできるだけ簡単な見方を説明します。
理解度を深めるためのコツは本記事の内容をノートに手書きチャートで描いてみることです。
(ドル円↗︎、ポンドドル↘︎、ユーロドル↘︎程度で大丈夫です。)
私はそうすることで相関トレードの理解が格段に早まりました。
手順①ポンドドルとユーロドルは揃って上昇(下降)してる?
手順①がYESなら、次の手順②へ進みます。
ここがNOなら静観です。
上記で動きの出る時間であるならば、他の通貨ペア相関を検討しましょう。
例えばポンド円とポンドドルが揃って上昇(下降)してるなどです。
動きの出る時間やポンド同士の相関については別記事でも紹介していますので気になる方はご覧ください。
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手順②ポンドドルとユーロドル相関に対して「ドル円が逆相関」しているか?
『ポンドドルとユーロドルに対してドル円が反対の動きをしている』がYESの場合は③に進みましょう。
そうでない場合は単純にポンドやユーロが強かったり弱かったりしてるだけかもです。
ここで理解すべきはドルストレートの通貨ペアは相関・逆相関が効いているかどうか?ということです。
1番強い通貨と1番弱い通貨の戦いを選び、強い方でロング、弱い方でショートをすれば勝ちやすいですよね。
繰り返しになりますが、『極端な強弱がついてる状態』を探ることが負けにくいポイントです。
『極端な強弱がついてる状態』を発見した時に、該当通貨ペアの個別チャートで『押し目』や『戻り目』を狙ってエントリーすると優位性が高まります。
手順③「高等応用編」相関が見えたら、ポンドドルの売買精度をさらに高める
ドルに対してポンドやユーロが明確な動きをしている時、本当にポンドドルを買っていいのか(売っていいのか)をさらに判断したい時は『円シリーズ』を見るといいでしょう。
ドル円の反対側の通貨である『円』の絡む、ポンド円やユーロ円まで同じ動きをしていたら「しめたもの」です。
例えば『ドル円が急上昇している時』
・ポンド円下げ
・ユーロ円下げ
このとき当然、ポンドドルとユーロドルは更に下げているはずです。
なぜそうなるのか?
それは、ドル円の急上昇から、ドルがめちゃくちゃ買われているか、円がめちゃくちゃ売られているかだと想像できます。
円が売られているのならばポンド円やユーロ円も上がってしかりですが、上記の例では下降。
つまり、単純にドルが強いか、ユーロとポンドが弱いかと判断できます。
となれば、少なくとも円よりは強いドルに、弱々のポンドとユーロは勝てるはずもなく下降しているとなります。
すこし難しいですよね。
なので、「最初のうちは自分自身のトレード手法に簡単な強弱判断を加える」を試してみましょう。
下記のポンドドル例題を参考にしてみてください。
例題:通貨ペアは「ポンドドル」とします。
②この時、ポンドドル↘︎とユーロドル↘︎も下がっていたら期待値アップ。
②この時、ポンドドル↗︎とユーロドル↗︎が上げていたら期待値アップ。
ここから通貨ペアの相関トレードに慣れてきたら通貨ペアを増やしていきましょう。
下記の6通貨ペアで相関・逆相関を監視できると強弱が丸わかりになりますよ。
- ドル円
- ユーロ円
- ポンド円
- ポンドドル
- ユーロドル
- ユーロポンド
「慣れてきたら6通貨ペア判断」、この辺りのお話は下記の記事に詳しく書いております。
気になる方はどうぞ。
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【まとめ】ポンドドルの相関トレード手法、ドル円とユーロドルの見方
ポンドドルをトレードする時、わたしはユーロドルを米ドルに対する援軍のように見ています。
注視すべきは『極端な強弱がついてる状態』をみつけることです。
『極端な強弱がついてる状態』=ポンドドルとユーロドルが相関して、かつドル円が逆相関している
- ポンドが一番強ければ「ポンドドルのロング」
- ポンドが一番弱ければ「ポンドドルのショート」
- エントリータイミングは個別チャート形状の「押し目」や「戻り目」
私がこの手法を学んだのは現役の億トレーダーでYouTubeも週2で更新されている及川圭哉さんのFXismデイトレ大百科です。
興味のある方はどうぞ♪