FXの監視通貨についての悩みってありますよね。
人によっては1つに絞れとか、多通貨見た方がいいとか違うことを言いますね。
ちなみに私は6種類の通貨を見ていますが、初心者の頃ならFXの監視通貨は2つで大丈夫です。今回はそんな監視銘柄について詳しく解説していきますね。
FXの監視通貨。短期デイトレは2つで良し!
FXの監視通貨で迷ったら、『チャンスが少なくてもしっかり勝てる』に重点をおいて考えましょう。
答えはこの2つだけでOKです。
- ポンド円
- ポンドドル
短期デイトレならば、こいつらが揃って上がった(下がった)時にしっかりロットを張れれば資金は増やせます。
下記の方にある私のツイート見てもらうと分かる通り、私の取引はポンド円とポンドドルがメインです。
この二つが『エントリーと程遠いならやらない』という制約を設けることで、無駄なトレードが減らせました。
FXの監視通貨を2つに絞って勝つ際に、理解すべきは下記の3つだけで大丈夫です。
- ポンドが揃って強い(弱い)を見極める
- 短時間で勝負を決める
- 動きが出る時間を見極める
この3つを深掘りします。
FXの監視通貨は2つ①ポンドが揃って強い(弱い)を見極める
監視の仕方についてですが、これは難しく考えず、ポンド円とポンドドルが似たようなチャート形状で動いているか見るだけです。
利確や損切りはエントリー前に決めておく必要があります。
移動平均線や水平線、直近の高安値などのルールを決めましょう。
実際のエントリーを参考にしてもらえたらと思います。
ポンド相関下げ発見でエントリー。
【根拠】
・ドル円くすぶり
・ユロポン大きく上昇
・ユロポン上昇なのにユロ円・ユロドル下げ
・ポン円・ポンドル揃い下げ上記の根拠から【ポンド最弱】を確信してエントリーしました。
とはいえ20:30前にはチキン利確。 pic.twitter.com/GzR9mOqMkE— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 15, 2021
FXの監視通貨は2つ②短時間で勝負を決める
デイトレよりもスキャル寄り
ポンド揃いを見つけたら短時間でリスクリワードの合う場面を探しましょう。
下記のツイートは安値で逆張りロングしたら損切りになりました。
とはいえポンドが揃って下がっていったのですぐにドテンショート。
ポンドが売られている(買われている)状態が長く続くとは限りません
マイナスを補填したらすぐ逃げる。
ポンド相関トレンドが伸びてしまった後だった場合、見送る勇気も必要です。
2021年6月24日(木)NY時間
21時の足で逆張りロングしたら一瞬で『損切』されました。
「ポンド揃いの下げ」に脊髄反射でドテンショート。
とりあえず何処まで下がるかわからないので損失補填してプラス逃げ。この後はしっかり戻しを待ってショート狙います。
場面が来なかったら本日は終了。 pic.twitter.com/QpP832zI3y— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 24, 2021
FXの監視通貨は2つ③動きが出る時間を見極める
ポンド円とポンドドル監視に相性の良い時間
24時間動いている為替市場でポンド円とポンドドルをずっと監視しているわけにもいきません。
ポンドの取引が活発に行われる、下記の時間に絞って監視すると効率的です。
またこの時間の揃った動きはしっかりしたトレンドになる場合もありますので安心してエントリーできます。
【NY時間】相性の良い時間 21:00〜23:30
欧州時間が出来ないサラリーマンのかた、ダラダラ見るのがシンドイという場合は下記をどうぞ。
『21時、21時30分、22時』このタイミングだけ全力で見る。
特に新しい1時間足の出るタイミングは動きが出やすいと思います。
FX監視通貨ペア2つに絞る際の注意点
これは明確に『無駄撃ちを避ける』ことです。
乱暴な言い方をすると、『FXは資金を減らさないように戦うと、勝手に資金は増えてる』と考えます。
他の通貨ペアを捨ててでも、この二つで勝とうとしているわけなので乱射で損失を膨らますのだけは避けなければいけません。
損失を防ぐ3箇条
②ポンド揃いのルール明確化
③最終決断は個別チャート形状
①損切りは揃ったはずのポンドの動きが弱いと見えた時
直近トレードの損切り、微益逃げのツイートです。
ポンドの揃いがなくなったら即逃げです。
2021年6月25日(金)NY時間
ダメダメトレードで今日はおしまい。ポンド揃って引っ張れると思いきやドル円下がりまくりでポンドル上昇。
ポンドル損切されたのでポン円も利確しちゃいました。
ポンドル逆行した時点で利確しなくちゃダメだった。
自分が短期足のトレーダーだって自覚が足りない。 pic.twitter.com/XjmxsTdGfu— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 25, 2021
②ポンド揃いのルール明確化
ここは少し難しいです。
私の場合、5分足で判断しますので『揃ったと見せかけて別の動き』というのも結構あります。
自分のルールは、『5分足の水平線をポンド円とポンドドルが同時にぶち抜いた』がエントリー根拠にしています。
一つ上のツイートではポンドドルが抜けきれずに戻ってしまいました。(ドル円の影響を強く感じました)
21:30に同時下抜けで『伸びる』と思ったんですが違いました。
自分の相場感なんてこんなもんです。
とはいえ水平線を起点にしているので損切りも容易です。
負けにくく勝ちやすい水平線を探すと、ポンド揃いエントリーがしやすくなります。
同時に動き出したらゴーです。
③最終決断は個別チャート形状
個別チャートがポンド円とポンドドルでバラバラの場合はエントリーしません。
なぜかと言うと、たとえ同じ方向に動いても「損切りや利確の目安がつけにくいから」です。
ポンドが揃う際に個別チャート形状も似ていることは大事です。
上記かつ押し目や戻り目など『損切りや利確の目安がつけやすいところだけを狙う』です。
その際の注意点として、『先に高安値に到達した方で損切りや利食いを判断する』です。
抵抗線が同じ場所にあっても同時にタッチしてくれるとは限りません。
ドル円を見る余裕があれば、ポンド円とポンドドルのどちらを引っ張って良いのか少しわかります。
しかし、余裕のない人はポンド円とポンドドルの片方が抵抗線(利確や損切り)についたら決済でいいと思います。
ポンドドルが目標到達後、ポンド円もくすぶったパターン
冒頭の画像のツイートです。
ポンド相関のロングでしたが、ポンドドルの目標付近でポンド円も決済しました。
右側の画像は利確後の動きです。
2021年9月23日(木)欧州時間②
ポンド相関上げトレード。
「頭と尻尾はくれてやる、勝ち逃げ最強」ポンドルの水平線で一旦くすぶっているので17:30までのフェーズでは合格点の利確でした。
『17:30のイギリス指標を警戒ですね』 pic.twitter.com/lu2FOm2kUN
— sakumafx (@Sakuma_FX) September 23, 2021
【まとめ】FXの監視通貨は2つに絞り、取引時間も絞る
- 監視通貨はポンド円とポンドドルの2つ
- ポンド円とポンドドルが揃った時だけエントリー
- 取引は短期デイトレまたはスキャルピング
- 取引時間は16:00〜23:30の間
行動の仕方
まずは上記時間帯を監視してみてポンドが揃って動くタイミングがあることを
実感して欲しいと思います。
その後にデモや小資金で実践です。
この辺りはサラリーマンの方なら資金補充も効くと思うので『転びながら学ぶ』が最速かなと思います。
パッと見でなんとなくエントリーポイントが見えて来るまでの修行期間は半年から1年くらいかと思います。
上記はあくまで何となくなので、これでエントリーしてボクは何度も資金を飛ばしました。
さらに一年かけて少し精度が上がりました。
『FX修行期間の短縮方法』
FXはやり方を知っているだけでは勝ちきれません。
大なり小なり修行期間はあると思います。
さらに最短でFX学ぶなら有料教材を買うのもアリです。
私が学んだのは下記の教材です。
短期デイトレにおいて相関トレードや通貨強弱を学ぶなら、FXismデイトレ大百科(¥21780税込み)が買い切りタイプで超有益です。
現在でも、及川圭哉氏による週2回のYouTubeリアルトレード(一般公開)もあるので、そこだけでも見る価値アリです。
有料は絶対に嫌だという人もいると思いますが、及川さんの書籍を読むだけでも勉強になるはずですよ。