FXのポジポジ病を克服したい・・・【ココを治せば口座は増える!】

FXのポジポジ病を克服したい・・・【ココを治せば口座は増える!】

FXをしていると『負けをすぐ取り戻したい』という思いからポジポジ病になってしまうことありますよね。
FXの甘い罠を克服するため、ポジポジ病になってしまうメカニズムから、克服するための解決法をお伝えします。

  • FXにおけるポジポジ病の原因
  • FXにおけるポジポジ病の解決策
  • FXにおけるポジポジ病を克服できるとどうなるか
さーくま

本記事は精神論ではなく、実際の現場で遭遇する局面。「ポジポジ病」が発病しそうになるシチュエーションで話しています。どうぞ、お付き合いください。

FXでポジポジ病を克服するために思い出してほしい原因3点

 

この項では『ポジポジ病の原因』を解析します。

自分自身がポジポジしている時の状況と言ってもいいですね。

この記事はどういった方に向けて書いているかというと下記の2点です。

  1. 「根拠を持ってトレードしている」が『ポジポジ病に悩んでいる』というかた
  2. ポジポジ病をスキャルピングと称してエントリーしまくっていた「過去の自分」に向けて。

トレード現場にありがちな、ポジポジ病の主な原因は下記の3つです。

「本来のエントリーチャンス以外をトレードしようとしてしまう原因」と言い換えてもいいでしょう。

【ポジポジ病①】チャートを開いて5分もしないうちにトレードしている(機会損失に感じる)

【ポジポジ病②】エントリーした方向と逆行して損切りになった時に発病してしまう

【ポジポジ病③】「含み益」だったのに利確が遅れ、『含み損』になった時に発病してしまう

 

 

【ポジポジ病①】チャートを開いて5分もしないうちにトレードしている(機会損失に感じる)

「よし!しっかり分析してからトレードしよう」と心に決めて、5分もたたないうちにエントリーしてしまっていることありませんか?

私は勝てない時期によくやっていました。

プラスの根拠ばかり目に入ってしまって、『機会損失』を恐れてエントリーしてしまうんですよね。

でも、「終わったチャート」を見ると別にチャンスと言うほどでもなかった。

チャートを見れる時間が多い時ほど「ポジポジ病が発病しやすい」のは、今エントリーしないと勿体ないという感情からではないでしょうか。

【ポジポジ病②】エントリーした方向と「逆行」して損切りになった時に発病してしまう

根拠を持ってエントリーしたのに、ポジションを持った瞬間すぐに「逆行」してしまう。

その根拠は「何らかのレジサポ」付近でエントリーではありませんか?

そして、そのレジサポ根拠が裏切られたのだから「売りと買いが反転したんだ」と思い、即ドテン。

結果として「往復ビンタ」なんていうのが、相場のお決まり負けパターンですよね。

1エントリーのつもりが、「即ドテン」により2エントリーに増えてしまう。

そのうえ、また逆行されると、これホント泣きたくなります。

【ポジポジ病③】「含み益」だったのに利確が遅れ、『含み損』になった時に発病してしまう

個人的にポジポジ病の一番危険なやつだと思っています。

「コツコツドカン」の典型ですね。

要は「ナンピン」なんですが、1度は「含み益」を見てるもんだから、それが『含み損』になったのは認めたくない。

なんとか「チャラか、それ以上で逃げたい」という思いからポジポジポジ。

「ナンピン」自体は使い方によって強い武器にもなるはずですが、「邪(よこしま)なナンピン」でポジポジしてしまうと破滅への直行便になりかねません。

FXにおけるポジポジ病の克服方法

ポジポジ病を克服するための代表的な原因がわかったところで「克服」するための方法について考えていきます。

 

ポジポジ病の問題の本質は「ポジポジすることによって余計な負けが増える」という事です。

そうなると答えは2つで『ポジポジしないルールを決めて守る』か『ポジポジしても勝ち切るスキルを手に入れる』です。

悲しい事実ですが、『ポジポジしても勝ち切るスキルを手に入れる』は簡単には手に入れる事は出来ないでしょう。

ポジポジ病からまずは資金を守るため、下記の3つを考えましょう。

  • トレードルーティーンを決める
  • ルール通りで負けたらチャートから離れる
  • リスクリワードを振り返ってみる

上記3つをの「ポジポジ病の原因」に当てはめてみます。

【解決法①】チャートを開いて5分もしないうちにトレードしている

ここはトレードルーティーンを決め、リスクリワードを測ることを「絶対ルール」とすることで【飛び乗りエントリー】をある程度防げるようになります。

「ポジポジ病」を克服するトレードルーティーン

  1. 長期足から順に相場の方向性を確認する(4時間足は上昇だが、1時間足は下降、5分足足も下降など)
  2. 通貨ペアのシリーズをみてみる(ドル円、ユーロ円、ポンド円など、円シリーズが揃って上げているなど)
  3. 上記の①②と個別チャートをみて優位性のある通貨ペアの「リスクリワード」を測ってみる

この3つをするだけで『5分以上』はかかります。

そしてこの3つは、「ぱっと見」でトレードすることが減るだけでなく、「時間足の方向性」の違いや「通貨ペアの相関」も把握することができます。

【解決法②】エントリーした方向と逆行して損切りになった時に発動してしまう

ポジポジ病を克服する荒っぽい治療法

【ルール通りで負けたら、一旦チャートから離れる】

マウスやキーボードのUSBを引っこ抜いてもいいですね。

しっかりとしたエントリールールや根拠に基づいてポジションをもっても、「100%は勝てないのが相場」です。

不幸にもエントリーした方向とは逆行してしまっても、「即ドテン」はひとまずやめましょう。

一旦落ち着いて、次のチャンスを待つことです。

いまこの瞬間よりも素晴らしいチャンスは、この先トレードを続けていけば「何万回と訪れる」からです。

そんなところで無駄に「ポジポジ」している場合ではないですよね。

もう一度、【ルール通りで負けたら、一旦チャートから離れる】

【解決法③】「含み益」だったのに利確が遅れ、『含み損』になった時にポジポジ発病してしまう

「利確」で終われれば、感情トレードで『ポジポジ病が発症してしまう確率は落とせる』ということに意識を向けます。

【リスクリワードを見直す】自分で測ったリスクリワードより少し手前で利確する

相場の格言でもある「頭としっぽはくれてやる」を意識しているかが重要です。

重要な「節目のレジサポ」は多くのトレーダーが注目しています。

そんなトレーダーたちより早く逃げないと「非常口に人が殺到してしまう」。

ポジポジ病に悩んでしまう状態の時は「利を引っ張る」を一旦置いておき、「確実な利益確定」を考えてみましょう。

レジサポまで引っ張るにしても「どうせヒゲで戻される、利確チャンスは一瞬だ。」という心構えをする。

そうすることによって、例え「薄利」であっても、利確しているのだから『すぐポジポジしないで済むメンタルを維持できる』ようになります。

FXでポジポジ病を克服したら、稼ぐフェーズへ

 

FXに置けるポジポジ病を克服できたら稼ぐフェーズへ自然と移行できるようになります。

何故なら『ポジポジ病は損失の大きな原因』だからです。

当たり前の話ですが、FXトレードは損失で終わらなければ、当然ながら口座残高は増えています。

【ポジポジ病】=本来のエントリーチャンス以外で頻繁にトレードしてしまう

ポジポジ病が克服できると本来のエントリーチャンスだけが残ります。

ここまでくると「ポジポジ病」で色々な場面を経験しているはずですから、勝てる場面だけにフォーカスするというのを意識できると勝率アップです。

なまじエントリーしまくっていたワケですから、ポジポジ病経験者は「勝てる場面もたくさん見ている」という強みを大いに生かしていけるワケです。

今回は具体的な手法は省(はぶ)き、ポジポジ病だけの話をしました。

ポジポジ病を克服しつつ、エントリーチャンスだけはモノにする。

口で言うほど簡単なことではありませんが、勝っているFXトレーダーの多くが乗り越えて来た道ではありますので頑張っていきましょう。

【まとめ】FXのポジポジ病を克服。そして稼ぐ

 

ポジポジ病の原因

【ポジポジ病①】チャートを開いて5分もしないうちにトレードしている(機会損失に感じる)
【ポジポジ病②】エントリーした方向と逆行して損切りになった時に発病してしまう
【ポジポジ病③】「含み益」だったのに利確が遅れ、『含み損』になった時に発病してしまう

ポジポジ病の克服の仕方

  1. トレードルーティーンを決め、リスクリワードを測ることを「絶対ルール」とすることで【飛び乗りエントリー】をある程度防ぐ
  2. 【ルール通りで負けたら、一旦チャートから離れる】マウスやキーボードのUSBを引っこ抜いてもいい
  3. 【リスクリワードを見直す】「節目のレジサポ」は多くのトレーダーが注目し、「非常口に人が殺到してしまう」。想定より少し手前で利確する。