FXはギャンブルなのでしょうか?
多くの人が大金を失い、外国為替証拠金取引という世界から退場しているという事実はあります。
やらない人が見たら博打に見えるかもしれませんね。
とはいえ、実際にトレードをしている我々はギャンブルをしているつもりはなく、しっかりと期待値を求めて分析していますよね。
そこで、改めてFXをギャンブルにしてしまわないためには何が必要なのかお伝えします。
FXを既にやっている方も、これから始めてみようと思う方も参考にしていただけたら幸いです。
「FXはギャンブルなのか」結論と理由と改善策
まずは結論からお伝えしたいと思います。
なぜなら、1回1回の勝敗はギャンブルに近いが、優位性のある手法を淡々と積み上げることにより期待値の高い取引を行うことができるから。
FXの勝率が仮に50%でも、優位性のある手法でリスクとリワードの比率を管理できれば利益は残ります。
FXは『投資』なのか「投機」なのかと言った話もよくありますね。
またFXは「投機」だからギャンブルだ!という意見もあります。
しかし、Speculation(投機)は推測という意味もあるようでFXが投機であってもギャンブルかどうかの判断は難しいですね。
とはいえ、多くの意見の1つで、私も同じ考えなのが下記です。
『トータルで勝つ思考を持っているトレーダーにとってはギャンブルではない』といえます。
もう少し掘り下げたいと思います。
まずは2つの疑問①②の解明とFXをギャンブルにしない解決策③をお伝えしたいと思います。
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]①1回1回がギャンブルに近いのは何故?
②トータルで勝つ思考とは何?
③FXをギャンブルにしない実践方法
①1回1回がギャンブルに近いのは何故?
これは『反対売買している注文が見えない』からですね。
いくらテクニカル分析やファンダメンタル分析しても、反対側にあるポジションの大きさやタイミングが分からない以上、絶対に勝てる勝負はないからです。
つまり、1回1回の勝敗が不確定な場所にお金を賭けているとなります。
となると、『勝つか負けるか分からない』ところで勝負をするのはギャンブルに近いですよね。
ではなぜ、条件付きでギャンブルではないとお答えしたのでしょうか。
それは②に繋がりますが、特定のパターンでは勝率に違いがあるいうのはみなさんご存知かと思います。
この期待値の高いところでだけ勝負すると、『勝ったり負けたりしながらもトータルで勝てる』ことに気が付きます。
②トータルで勝つ思考とは何?
FXをギャンブルにせず、トータルで勝つ思考とは?
リスクとリワードを管理する思考です。
いわゆる『手法』や『資金管理』に繋がってきます。
トータルで勝つ思考のまとめ
優位性のあるパターンで、【試行回数を重ねると、勝ったり負けたりしながらも、資金が増える境界線】が見つかる。
【分からない場面は一切排除する】、上記を愚直に遂行する。
するとトータルで勝てるトレーダーになっていく。
③FXをギャンブルにしない実践方法
まずは【相場見る時間帯を決める】ことです。
特に『動きの出る時間帯以外はチャートを見ない』これが1番ギャンブル回避に繋がるはずです。
理由としては、動きの出る時間以外は相場参加者が少ない可能性があり、分析の精度落ちるからです。
どっちに行くかわからないとなるとギャンブルですので、ここをまずは避ける。
その上で【動きの出やすい時間にあったトレード】を心がけると勝率は上がります。
つまり欧州時間のポンド系が揃って動くタイミングや、NY時間のドル円に伴った円シリーズの動きなどです。
時間帯やトレード手法については下記の記事も参考にして下さい。
[st-card myclass=”” id=”309″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
【まとめ】FXをギャンブルにしない方法
FXをギャンブルにしない方法とは?
[st-mybox title=”ポイント①” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]①トータルで勝つ思考を意識する
勝ったり負けたりしながら資金が増える組み立てが必要です。
②分析の精度が落ちる閑散時間帯はトレードしない
出来高の少ない時間帯は大衆心理に近いテクニカル分析の精度も落ちますし、大口の仕掛けによって相場の急変動に巻き込まれる恐れもあります。
FXをギャンブルだと感じている方は、ギャンブル前提でも勝てる目線などを持ってみるのもアリですね。
なぜなら、胴元が勝つ仕組みのパチンコやパチスロでもプロとして食べてる人がいます。
そう考えると期待値を追い求めやすいFXは尚更有利です。
ちなみに下記の記事は、私のFXトレード軸になっている、「通貨相関・通貨強弱・時間帯管理の教材レビュー」です。
まだFXトレード軸が決まっていない人は参考までに。
今回は以上となります。