ポンド円について検索していたら、【ポンド円 死亡】というキーワードが出てきました。
とても笑えないキーワードだったので、自身のポンド円での死亡体験と、米ドルが絡まない通貨ペアに共通する『良好な付き合い方』を書こうと思います。
この記事の本質は、『ポンド円の死亡パターンの逆は爆益の可能性を秘めており、死亡パターンを避けて爆益パターンを享受する』という方向に近づけることです。
その点ではリアルトレードをしている身として、晒せる負けもたくさんある(笑)ので参考になれば幸いです。
では早速本題に行きたいともいます。
主要通貨ペアの中でもトップクラスにボラティリティがあり、値幅を狙えるポンド円ですので、うまく付き合う方法などもお伝えしたいと思います。
ポンド円の死亡パターンに直結する3点
- テクニカル無視でドル円と似た動きをする
- テクニカル無視でポンドドルと似た動きをする
- ボラが急激に広がる
ポンド円で大勝ちできるときの3点
- ドル円と似た動きをする
- ポンドドルと似た動きをする
- ボラが急激に広がる
「ポンド円の好きなところと嫌いなところ」が同じ
私的には『ポンド円は良いところと悪いところが同じなのでムズイ』と感じています。
なので基本的に『ポンド円の個別チャートだけを信頼して売り買いすることはしない』というようにしています。
他通貨ペアの影響を受けやすいポンド円を信頼してないわけです(笑)
とはいえ、これは影響を受けやすいという大きな武器にもなりえます。
この辺も本記事後半で解決していきたいと思います。
ポンド円で死亡したパターン
まさに反面教師にしてもらえれば勝てるやつです。
それ以前に『ポジション多すぎ問題』が自分の課題ではありますが、、
以下、『ポンド円でよく死ぬ3つのパターン』です(笑)
- ポンド系の通貨ペア揃わず死亡
- ポンド円に振り回されて死亡
- 損切りできないで死亡
【ポンド円死亡パターン①】相関しない
ポンドドルとポンド円が逆の動きをしている。
NY時間などに起こりやすい米ドルに連動した動きにより、ポンド円とポンドドルが逆向きの動きになる。
『短期的にポンド主体の動きではない』パターンです。
「ポンドを売り買いする人が多くないんだろうな」と思われますが、相場で答え合わせはできません。
しかし、こうなるとテクニカルの信用性は落ち、移動平均線や水平線を越えていきます。
2021年7月20日(火)21:00
ポン円が損切になり、ドル円強くドルスト下げると思いつつも、、、(ユーロドルも足したのに)当初の思惑に対してケチが付いてるので薄利逃げしました。 pic.twitter.com/EXUg8B4N3X
— sakumafx (@Sakuma_FX) July 20, 2021
すでにエントリーしてから判明すると損切りするかとても迷います。
理由としては、「シナリオが崩れてる」のか「もたついているだけ」なのか『動きがでるまで分からない』からですね。
「もたついてる」と言う時点でシナリオ崩れの損切りできればベストですが、それでも誤った成功体験で助かったパターンを知っていると切りにくいんですよね。
そして死亡する(笑)
【ポンド円死亡パターン②】振り回し
方向はあってたのにポンド円で振り回され損切り。
①に近いやつですけど、何だかんだ戻ってきたパターンです。
とはいえ、戻ってこないことも多いので切る。
写真1枚目左の「30分後が右の写真」です。
状況としては15分足や1時間足の移動平均線を一旦下割れしたのに、再度高値を更新しようとして結局降りてきました。
2021年8月11日欧州時間
一次はかなりの含み損で、結局ポンド円は損切。
損切りしなければプラスで終われましたが、そこはルールを徹底。ポンドドルで埋まらず、18時前 欧州時間はマイナスで終了です。 pic.twitter.com/e9IIq30DAx
— sakumafx (@Sakuma_FX) August 11, 2021
上記のツイートは『そもそもポンド円は各種の移動平均線が上向き』なのでショートする場面でもないですね。
ついついポンド円が、「ポンドドルとの揃い下げ」になると期待して同時に入ると振り回されます。
一応、上記のシナリオは黄緑の移動平均線を上抜かず下降するイメージでした。
ポンドドルはシナリオ通りでしたが、ポンド円は一度高値まで行って戻ってきた。
まさに『振り回し』された感じです。
【ポンド円死亡パターン③】損切り出来ない
損切り出来ないだけのやつです。
ただただ大反省です。
高値超えるまで持ってしまい、『-100pips以上の大損切り』
この時にリミットまで保有した根拠も今となっては理解できないダメダメトレードです。
2021年7月26日(月)NY時間
今日はかなり派手にやられました。
入る場所も悪かったし、ポンドルも上昇してるのにリミットまで持ってしまった。今日は潔く負けを認め終了します。
明日からまたコツコツやっていきます。 pic.twitter.com/SBWiw2jt6O— sakumafx (@Sakuma_FX) July 26, 2021
こちらは完全にダメなやつです。
ポンドドルも一緒に上昇してるので『ポンドが世界的に買われやすい状態』です。
黄緑の移動平均線をポンドドルとポンド円が同時に抜けた時点で、ドテンしてもいいとさえ思えます。
(NY時間22:30なので、相場参加者もたくさんいそうだし、売りをコロス買い方がワッと押し寄せる)
しかも、後から見るとキレイなダブルボトムですね。
根拠としては『黄緑の移動平均線を越えずに下降する』でした。
トレードしてる時にこの形になるイメージも考慮しておかないと、こんな『お恥ずかしい負け』を晒すことになります。
恥ずかしい負けを晒したところで、ここからはポンド円とのうまい付き合い方にいきたいと思います
【ポンド円攻略】ポンド円で死亡しない為に
ポンド円攻略の結論からお伝えすると下記の2つになります。
- ポンドで動くパターンに乗る
- 円で動くパターンに乗る
上記の2つに普段使うテクニカル分析などを組み合わせると大負けに巻き込まれることも少なくなるはずです。
具体的にはリアルトレードの下記ツイートでどうぞ。
【ポンド円解説】①ポンドで動くパターン
ポンド円とポンドドルが一緒に動くやつです。
めちゃ伸びるし、なんなら両方エントリーしていいです。
下記のツイート【延長戦】の方はポンドドルで稼いでますが、ポンド円はそれ以上に値幅でてます。
リスクを避ける為、ドル相関(相関トレードに関してはこちらの記事もどうぞ)の反対に圧力をかけてるのでポンドドルだけです。
とはいえ先のトレード(ツイート1枚目)ではエントリーが早すぎて死亡パターンをさらしてますね。
これがリアルですが、その後はポンドが揃って動いてくれました。
2021年10月6日(水)NY時間 【延長戦】
目線(4時間足)は合っていても、いつ下がるかは私にはわからない。
たまたまうまくいっただけ。
だから明日もコツコツやる。 pic.twitter.com/nZ8RgJ4KHE— sakumafx (@Sakuma_FX) October 6, 2021
【ポンド円解説】②円で動くパターン
こちらは東京時間でよくあるやつですが、ポンド下げを待ってる間に、『円シリーズ下げ』が先に起きたので乗りました。
ツイートの一撃崩壊トレードについては、及川式の教科書『デイトレ大百科』で学びました。
他人様のテクニックなので、ここでは内容を省きますが興味のある方は上記のリンクでご覧ください。
2021年10月19日(火)NY時間
ポンドの一撃崩壊を待っていましたが、円シリーズ下げ。
【根拠】
・及川式一撃崩壊トレード待ち
・円シリーズ下げたのでポン円飛び乗り
・ポンド下げより円シリーズ下げで思惑違い
・ポンド下げの根拠が無くなったのでボリバンで利確
・損切は15分MAが逆抜け pic.twitter.com/LEiw9sT4TM— sakumafx (@Sakuma_FX) October 19, 2021
本記事のまとめ
各項でお伝えした内容がすべてではありますが、ポンド円のボラティリティは大きいのでFXで稼ぐうえで無視できません。
敵に回すより、味方にした方がお得なので上記の内容が参考になれば幸いです。
それでは今回は以上となります。