ポンドドルを「短期トレード」をする上で有用な移動平均線について書いてみました。
ポンドドルは荒いというイメージがあるのでトレード根拠となるインジケーターが欲しくなりますよね。
そこでポンドドルに最適な移動平均線や簡単な手法を紹介いたします。
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ポンドドルの移動平均線はMTF(マルチタイムフレーム)で決まり
- マルチタイムフレームは上位足(1時間足など)を下位足(5分足など)に表示させて随時確認しながらトレード監視が出来る
- 短期の瞬発的な「押し目」や「戻り目」を、『上位足の意識されているポイントに重ねて狙う手法にマッチしやすい』
- 『マルチタイムフレーム+水平線』を軸にしたトレードはシンプルな手法となる
私は5分足トレーダーですが、実際に「上位足チャートの移動平均線」を5分足に表示したMTF(マルチタイムフレーム)を使っています。
下記ではMTFをチャートにセットする方法や手法への組み込み方など深堀していきます。
ちなみにマルチタイムフレームはどこにあるの?
MT4の「ライブラリ」からダウンロード出来て、画像の【MTF】から始まるものがマルチタイムフレームです。
「よくわかんないよ」って方は下記のリンクから、及川圭哉氏の「天才チャート」がおススメです。
ダウンロードの仕方やMT4への設定はもちろん、インジケーターだけでなくMTFをつかったトレード無料講義動画も付いているので有料級の内容です。
また水平線のラインが他の時間足でも目立つような場所は売り買いの注文が貯まっている可能性があります。
そんな意識されそうなラインにきたら『利確したい人』や『損切りしたい人』たちも沢山いることでしょう。
上記の人たちの注文を巻き込んで動く方向へ乗るのが短期トレードの鉄則です。
1.ポンドドルの移動平均線【MTF(マルチタイムフレーム)が良い理由】
MTFは
- 利確や損切の目安がつけ易い
- 上位足も同時に把握できるという点で、スキャルのような瞬発的なエントリーに向いている
といった理由からポンドドルに向いています。
例えば、下記のポンド円、ポンドドルのトレードをご覧ください
上記のポイントを当てはめると、15分足MA(黄緑線)を下抜けたら損切です。
マルチタイムフレーム15分足の動きである黄緑線を下に行かない+上位足も上昇なので、買いが強い。
2021年9月23日(木)欧州時間②
ポンド相関上げトレード。
「頭と尻尾はくれてやる、勝ち逃げ最強」ポンドルの水平線で一旦くすぶっているので17:30までのフェーズでは合格点の利確でした。
『17:30のイギリス指標を警戒ですね』 pic.twitter.com/lu2FOm2kUN
— sakumafx (@Sakuma_FX) September 23, 2021
ポンドドルの移動平均線【MTF(マルチタイムフレーム)のルールを作る】
MTF(マルチタイムフレーム)を取り入れたら、基本的なエントリールールについて考えてみます。
まずは「マルチタイムフレーム+水平線」でエントリーや損切・利確などがシンプルでいいでしょう。
- 「マルチタイムフレーム+水平線」の重なる部分をぶち抜いたらブレイクエントリー(ぶち抜いた方向についていく)
- 「マルチタイムフレーム+水平線」の重なる部分で反発したら、反発方向にエントリー
なぜなら、多くのトレーダーは水平線が引けるようなレジスタンスライン、サポートライン、上位足を意識しているからです。
多くのトレーダーに意識されるポイントは注文が集中しやすく値幅を獲りやすい。
また多くの相場参加者が参入してくるポイントは押し目や戻り目といったテクニカル分析(大衆心理)が効きやすい。
ポンドドルのショート場面
ドル円上昇の逆相関とポンドドル15分足MTF(黄緑のジグザグ)の下抜けがエントリー理由、上記ルール②反発を当てはめ利益確定できています。
短期的な下落で1時間足MTF(青色のジグザグ)とその下の水平線より下に「下げきれない」という「マルチタイムフレーム+水平線」の応用です。
2021年9月10日(金)NY時間
難しい😢
ポンドドル4時間足、大きく下げるんかと思ってましたが、上昇トレンド回帰の押しにも見える。
5分足では短期的な下げと考え、ドル円、ポンド円、ユーロドル、ユーロポンドから判断してエントリー。
解る場面が来るまでは、『コツコツ勝ち逃げ最強』ですね。 pic.twitter.com/2Zkzp3Xw8W
— sakumafx (@Sakuma_FX) September 10, 2021
上記のルールはあくまで参考とし、ご覧の方のトレードする時間帯やスタイルに合わせて検証してみてください。
検証のやり方は下記の項でお伝えしています。
ポンドドルのMTF移動平均線【ルールの検証】
検証はデモ口座か1000通貨など低ロットでおこないましょう。
短期トレードとしては、『どこで大きく動くのか』を知りたいわけです。
ただし、同時に損切りが近くにおける場所であることも重要です。
大きく逆行もありえますからね。
- 大きく値幅が取れそうな場所
- 損切りできる目安が近い
この2つを両立できるルールが確立できたら強力です。
水平線やマルチタイムフレームの重なる場所は『売り買いが交錯』して大きく動きそうだなと多くの人が感じます。
ただし、どちらに動くかはわかりません。
ですので、これを検証していきます。
海外のある書籍では一貫した手法やインジケーターを同じ環境のもと25回は検証した方が良いと言う記載がありました。
25回を1つの目安として自分の中に落とし込んでみて、合わなければ他をあたるで良いと思います。
上記のやり方でルール通りにトレードした場合の優位性(勝率・獲得pipsなど)をノートに書いて、ルールを守って「やればやるほど儲かる方法なのか」を検証します。
【まとめ】ポンドドルの移動平均線はMTF(マルチタイムフレーム)で決まり。
ポンドドルのような値動きの激しい通貨ペアで効率的なインジケーターはマルチタイムフレーム(MTF)です。
上記でもお伝えしましたが理由としては、マルチタイムフレームは上位足(1時間足など)を下位足(5分足など)に表示させて随時確認しながらトレード監視が出来きます。
よって短期の瞬発的な「押し目」や「戻り目」を、『上位足の意識されているポイントに重ねて狙う手法にマッチしやすい』からです。
例えば『マルチタイムフレーム+水平線』はシンプルで使いやすい組み合わせだと思います。
ポンドドルでMTF移動平均線を使った行動の仕方
- 『マルチタイムフレーム+水平線』など根拠を複数持つルールを決める
- 優位性を確認するためデモ検証する
海外のある書籍では一貫した手法やインジケーターを同じ環境のもと25回は検証した方が良いと言う記載がありました。
25回を一つの目安として自分の中に落とし込んでみて、合わなければ他をあたるで良いと思います。
上記のやり方でルール通りにトレードした場合の優位性(勝率・獲得pipsなど)を見ていきましょう
FXの本質的な学び方【時間を短縮したい人向け】
有料教材ってやつです。
間違っても教材を買っただけで勝てるようになることはないです。
私も2年以上は勉強しました。
自分の相場感とかデモでの練習の上で徐々に理解できるようになることは付け加えておきます。
MTF(マルチタイムフレーム)を使った短期デイトレを体系的に学ぶなら下記の教材がおすすめです。
短期デイトレにおいて相関トレードや通貨強弱を学ぶなら、FXismデイトレ大百科(¥21780税込み)の買い切りタイプ動画教材(20~30時間はあると思います)。
現在でも、及川圭哉氏による週2回のYouTubeリアルトレード(一般公開)もあるので、そこだけでも見る価値アリです。