そこで今回は、『FXトレード初心者が最初に読むべき本』について解説します。
株や仮想通貨でも共通の「ローソク足」についての良書です。
いきなりですが、FXとはなんでしょうか?
答えは、通貨の「買い」と「売り」の攻防戦です。
パソコンやスマホの向こうにいる人間が注文をだし、優勢になったほうに『値』が動く。
そんな状況をつぶさに教えてくれるのが「ローソク足」であり「チャート」です。
この基本を理解しないと「不利な側」で取引をしいられ、資産が減ってしまうことになります。
FXトレードで重要な、「ローソク足」や「チャート」の見方を教えてくれる本を紹介したいと思います。
FXトレード初心者が最初に読むべき本【ずっと使えるFXチャート分析の基本】
FXとは通貨の「買い」と「売り」の攻防戦だとお伝えしました。
本題である【ずっと使えるFXチャート分析の基本】は「買い」と「売り」でどちらか優勢なのか判断するための基本を学ぶ本です。
FXチャート分析=「買い」と「売り」でどちらが優勢なのか判断すること
今回、解説する【ずっと使えるFXチャート分析の基本】は『ローソク足と値動き、FX取引の基本』について学べる良書なので私も3回ほど読みました。
早速、ふかぼりしていきたいと思います。
【ずっと使えるFXチャート分析の基本】ってどんな本
【ずっと使えるFXチャート分析の基本】は、いわゆる「※テクニカル分析の基本」、相場の値動きについて書かれている本です。
※相場の分析方法には大きく分けて2種類の分析方法があります。
①テクニカル分析⇒過去から現在までの「値動き」を分析して将来の価格に対応する。
②ファンダメンタル分析⇒「政治的な要因」から分析して将来の価格を予想する。
チャート分析というと難しそうですが、慣れるとパッと見で「上がりそうだな」とか「下がりそうだな」と分かるようになります。
だからこそ、「値動き」の基礎が学べる本は貴重なんです。
「ずっと使えるFXチャート分析の基本」の著者は?
「ずっと使えるFXチャート分析の基本」の著者は田向宏行さんです。
50代の専業トレーダーであり、投資家さんです。
FX関しての著書も数多く出されている方ですね。
Twitterで、「直近の相場観」についてツイートされていることが多く、多くの個人投資家にフォローされています。
安倍首相の辞任表明でドル円クロス円は下落。 ドル円はレンジなのでニュースで上下するのは当然だが、クロス円は上昇してきていたので、GBPJPYは138.00-25付近、EURJPYは124.30-45付近、AUDJPYは75.50-60付近を割り込まないと下げなさそう。 欧米時間の動きに注目。 すべては市場が決めること。
— 田向宏行 (@maru3rd) August 28, 2020
「ずっと使えるFXチャート分析の基本」を読むうえで注意点は?
2~3回くらい、時間を空けて読んでみるのもいいと思います。
デモトレードなどでFXに触れてみてから読み返すと新たな発見があります。
この本の後半部分に、「リアルチャート解説」があるんですが、私は頭が悪いので1回目は流し読みでした(笑)
日付とレート(価格)が書いており、多くの数字であたまが混乱しちゃったんです。
1回目に読むときは前半部分の「ローソク足」と「値動き」の見方をしっかり学ぶと良いように思えます。
そうすることで、「FXチャートを正しく読み取ることができる」ようになり、FXトレーダーとしての『土台が強固なもの』となっていくはずです
というわけで注意点は、「分からない部分は流し読みで、時間を空けてまた読んでみる」です。
逆に流し読みしたところが、実際の相場で「これのことか~」と分かったりもしました。
FXトレード初心者が【ずっと使えるFXチャート分析の基本】で吸収するべきこと
この本の本質は「FXで売買ポイントを見極めるための基礎」だと言えます。
【ずっと使えるFXチャート分析の基本】で吸収すべきことは下記の3つです。
- ツールや手法の前に「ローソク足」を知ること
- チャート分析をすることは「買い」と「売り」どっちが強いか見極める事と知る
- 「買い」と「売り」の優勢なほうに乗ること
①は基礎でして、その後②③ができるようになると技術的にはFXで資産が増やせるはずなんです。
少なくとも上記の①②③を知らずして、FXで勝ち続けている人はいないはずです。
もう少しかみ砕いて説明します。
①ツールや手法の前に「ローソク足」を知ること
チャートにはいくつかの見方があって、「ローソク足」はその代表的なものです。
ローソク足には
- 「高値」
- 「安値」
- 「始値」
- 「終値」
という4つの情報がつまっています。
この4つの情報を世界中のトレーダーが見て取引をしてるんです。
つまり「ローソク足」自体が、通貨の「買い」と「売り」の攻防戦を実況中継しているようなものだといえます。
売りと買いのバトルに自分の資金を投じるワケですから、その状況を把握するスキルは必須となります。
②チャート分析をすることは「買い」と「売り」どっちが強いか見極める事と知る
「ローソク足」について分かったら、今度は『チャート分析』を学びます。
ローソク足の集合体が為替チャートをつくっています。
チャート分析がわかると「売り買いのバトル」が発生しやすいポイントが分かるようになります。
③「買い」と「売り」の優勢なほうに乗ること
「売り買いのバトル」が発生しやすいポイントが分かると、あとは勝者の側に乗るだけです。
もう少し言ってしまうと、次のバトルが始まる直前に決済して「差益」を頂くのがFXです。
FXで資産を増やすための仕組み②③を考えながら、【ずっと使えるFXチャート分析の基本】を読むことをおすすめします。
普通に読んでいる人よりも吸収できる情報がより明確になり、今後のFX取引で役立つことと思います。
【まとめ】FX初心者かたは本を読んだら、「行動」してみよう
FX初心者へのおすすめ本を読んだら、『デモ口座』などを使って実際に取引をしてみましょう。