今回は評判の高い『デイトレ大百科』について詳しく解説していきたいと思います。
作者の及川圭哉さんはFXismを主催し、現在も現役のトレーダーとして活躍。億超えの実績を残されている有名FXトレーダーです。デイトレ大百科以外にも塾や教材を過去に手がけており、『ガチ速FX』という書籍も出版されています。
私は手法をこのデイトレ大百科で学んだので、実際の私のトレード実践と合わせたレビューも紹介していきます。
そもそも、デイトレ大百科は勝てる教材なのか?と言った部分から、この手法との付き合いかたまで、しっかりレビュー&紹介していきますので、少しでも参考になると嬉しいです。
これはデイトレ大百科で勉強してしっかり勝てるようになるための記事です。
ちなみに私はデイトレ大百科を3年前に購入して勉強してきましたが、勝てるようになるまで少し時間がかかりました。これは教材の良し悪しではなく、学んだことを実践できるようになるまで自分を成長させる必要があったのかな、って思ってます。
個人的にはとても信頼している教材ですし、講師の及川圭哉さんも好感が持てる人柄です。
- デイトレ大百科は勝てるのか?
- デイトレ大百科の内容と手法
- デイトレード大百科のトレード実践&レビュー
- デイトレ大百科の手法との付き合い方
【結論】そもそもデイトレ大百科は勝てるのか?
とりあえずタイトルの回収をすると、FXデイトレ大百科で学ぶことによって「FXで勝てるようになる」と思います。
ただ、性格的に『短期デイトレ』が合う人向けだとは思います。
エントリー後にポジションをほったらかしにしたい人には向きません。
短いサイクルで資金をガンガン回したい方向けです。
FXで勝てないうちは資金が減り続ける訳ですが、そう言った意味でFXデイトレ大百科は、この言い方が正しいかもしれません。
まとめると『FXで勝てるようになるまでの時間を大幅に短縮できる教材』というところでしょうか。
私は物覚えの悪いほうですが、このデイトレ大百科のコンテンツでしっかり勉強すれば『勝つ』ことはできると思っています。
ここで注意が必要なのが、FXは一度きりの勝負ではありません。継続して勝ち続けられるかどうかという点が重要なので、そういう点から言ったら人それぞれということになりますね。
FXトレードは良い手法というだけで大金を稼げるほど甘くはありません。
なぜならルールで勝てると分かっていても『待てない』『乱射してしまう』など本能に逆らえず損失を出すことが多いにあるからですね。
この辺りは時間をかけて自分を慣らしていくしかないのかな?と個人的には思っています。
あえてもう一度言わせてもらうと、デイトレ大百科は勝てる教材、FXで勝てるようになるまでの時間を大幅に短縮できる教材です。
デイトレ大百科の内容・手法
続いて、そんなデイトレ大百科の内容と手法を紹介します。
講義動画は70本以上!テキストは400ページ越え!
デイトレ大百科は
- ツール
- 講義動画
- テキスト
がセットになっています。
びっくりしたのが、そのコンテンツの量です!
講義動画が70本以上、テキストに関しては405ページと膨大な量です。

初心者向けの講義もありますが、内容的に少し難しいところもあります。
なので、自分のレベルやスキルに合わせて進めていくといいでしょう。独学は自分のペースで進められるというのは大きなメリットですからね。
また、デイトレ大百科を購入すると、フェイスブックのコミュティ『勝ち逃げ倶楽部』に参加できる特典がついてくるんです。
もちろん、費用はかかりません。完全無料で無制限に参加できます。
及川式のデイトレで勝ちまくってる方たちの報告が見れたりするので、めっちゃ刺激になりますし、すごく勉強になるはずですよ!
そして、デイトレ大百科の手法概念は
- 通貨ペアの相関・逆相関
- 通貨の強弱
- 取引時間帯
の3つとなっています。
私が習得に苦労したのが通貨の相関や強弱の部分です。
及川圭哉さんは10通貨ペアを瞬時に切り替えて判断されています。
私には無理だったので6通貨ペアへ絞りました。オージー4種は取引しないと決めたんです。
では続いて、FXデイトレ大百科の手法概念を学ぶための流れをお伝えします。
まずは全動画を見る!
デイトレ大百科を買ったらまずは動画を全部見ましょう。
必ず初心者向けの動画も含めて見てください。
例えば「FX超初心者講座」の重要部分でいうと、ほかの投資種目とFXの違いについて及川さんが語られている部分です。
FXは通貨ペアで値が動くといったところがポイントで、ここが及川式でいう通貨強弱や相関・逆相関というトレード手法へつながっていくワケです。
相場参加者の考え方など、手法だけではなく心理的な抵抗感が出るポイントの解説は有益でした。
上記を理解したうえでレジサポを学ぶと、根拠や撤退ラインを明確にできます。
デモ口座で練習しましょう
『練習』がキモです。
相関パズルや通貨強弱は難しいと感じる方が多いはず。
このトレード手法は短期足でのトレードですので、瞬発力を持った判断ができると強いです。
特に時間帯の概念で『動きのある時間』はビビって乗り遅れてしまわないように!
及川圭哉さんの名言で『怖いと思ったところをやる』がありますからね。
こういった鉄板パターンを判別し、実際にエントリーできるようになるために練習を重ねます。
手法概念を学んだら自分流に落とし込む
FXで勝ち切るためには、学んだ手法を必ず自分流に落とし込むことが必要です。
及川圭哉さんは10通貨ペアを監視されています。
しかし、私は6通貨ペアしか見ていません。
初期に全部真似しようとして損失が膨らんだので自分なりのペースに落とし込みました。
ピップス×ロットが利益(損失)につながるFXですから、得意なやり方を1つでも見つけてから監視通貨を増やす方が健全だと思います。
なぜなら1つでも勝ち筋が見えたら、通貨ペアを増やすよりロットをあげた方が効率良く資金は増やせるからです。
私はNY時間を主にトレードするので、オーストラリアドルは動きにくい時間と判断して捨てたところ、学習スピードが飛躍的に高まりました。
さらに絞って、ポンド円とポンドドルのみをトレード対象としています。
オージーを捨てたのはポンド円とポンドドルが同じ動きをしていても、ポンドオージーが違う動きをしてたりして、『判断に迷いが出る』というのもあります。
つまり6通貨ペア監視してるけど、全てはポンド円とポンドドルをエントリーするかという判断の為です。
FXデイトレ大百科の実践レビュー
次に、実際に私がデイトレ大百科を学んだうえで実践しているトレードを紹介します。
ポンド相関トレード
ポンド相関の概念です。(デイトレ大百科の相関・逆相関)
最初は逆張りしていたので損切になりました。
とはいえ順方向へ揃って動いた時は少し出遅れても回収できることが多いです。
2021年6月24日(木)NY時間
21時の足で逆張りロングしたら一瞬で『損切』されました。
「ポンド揃いの下げ」に脊髄反射でドテンショート。
とりあえず何処まで下がるかわからないので損失補填してプラス逃げ。この後はしっかり戻しを待ってショート狙います。
場面が来なかったら本日は終了。 pic.twitter.com/QpP832zI3y— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 24, 2021
時間帯の切り替わり前に利確
時間帯管理の概念です。(デイトレ大百科の時間帯管理)
トレード内容はショボいですが、時間帯の切り替わりで逆行の危険がないうちに利確しました。
21:00前の利確と21:30前の利確です。
2021年6月22日(火)NY時間
ダメだわかりません、プラスのうちにやめます。
時間切り替わり前の利確だけ及第点。【1発目の根拠】20:54
・ポンド相関上げ
・ドル円強いのになぜかポンドルエントリー【2発目の根拠】21:29
・ドル円強い
・ポン円とユロ円が上げ渋り
・ポンドル、ユロドルショート pic.twitter.com/Hpgkj0wRgI— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 22, 2021
通貨相関・強弱で損切り判断
NY時間の米ドルを中心とした通貨強弱の概念です。(デイトレ大百科の通貨強弱)
これも揃って下降するという判断でしたが、NY時間はドルの影響力が強いなと感じた動きでした。
2021年6月25日(金)NY時間
ダメダメトレードで今日はおしまい。ポンド揃って引っ張れると思いきやドル円下がりまくりでポンドル上昇。
ポンドル損切されたのでポン円も利確しちゃいました。
ポンドル逆行した時点で利確しなくちゃダメだった。
自分が短期足のトレーダーだって自覚が足りない。 pic.twitter.com/XjmxsTdGfu— さーくま@FX (@Sakuma_FX) June 25, 2021
【まとめ】FXデイトレ大百科は勝てるけど、他の手法と同じく練習が必要
FXデイトレ大百科は勝てる教材なのかを知りたいって方が多いと思うので結論をお伝えすると、デイトレ大百科は『勝てる教材』だと思います。
とはいえ、どんなトレード手法も執行するのは自分なので、練習は必ず必要だと思います。
そして、FXデイトレ大百科は『短期デイトレ手法』の教材だと考えていいと思います。
ですので、正直言って、スイングなど長時間ポジションを保有するのが好きなタイプの方にはあまりオススメできないかもしれません。

FXデイトレ大百科で勝てるまでの勉強の仕方
デイトレ大百科で勝てるようになるには下記の3つを反復練習する必要があります。
- 相関理解
- 通貨強弱
- 時間帯管理
動きの出る時間帯に的をしぼり、通貨ペアの相関関係を理解して、通貨強弱を見極めトレードする。
私のように取引を『ポンド限定』にすると他は監視通貨となるので理解しやすくなると思います。
デモや小ロットで上記の条件が揃いつつ、個別チャートがエントリー位置にあるような場面を見ていきます。
意外とデイトレ大百科の推奨時間帯では相関や強弱が明確に現れやすいです。
方向性を見極めたら押し目や戻しでエントリーしてみましょう。
エントリーポイントを絞るのが難しければ、デイトレ大百科ではチャート形状から見る『鉄板パターン5選』と言った部分も公開されているので、慣れるまではそういったリスクリワードの良いポイントだけを狙って慣れるのでもいいかもです。
【FXデイトレ大百科のご案内】
デイトレ大百科のメリット
- 有名FXトレーダー『及川圭哉さん』の手法を基礎から学べる
- コンテンツが豊富(動画70本以上)
- FXで勝てるようになるまでの時間を大幅に短縮できる
デイトレ大百科のデメリット
- 動画の本数が多い(気合いが必要?)
- 練習が必要
- 無料ではない(税込 21,780円)
- コツコツ努力ができない人には難しいかも
短期デイトレにおいて相関トレードや通貨強弱を学べて、FXismデイトレ大百科は買い切りタイプで私にとっては超有益でした。
もともと、及川さんが主宰するFXオンラインスクールはこれまで最低でも20万円以上したそうです。そういう意味では、及川式のトレードが学べて21,780円というのは超お得なような気もしませんか?
及川さんはYouTubeもやられていて、週2回リアルトレードを一般公開しています。
そこだけでも見る価値アリですよ。
まず、及川さんのトレード方法を知りたい方は、公式YouTubeか著書『ガチ速FX』をまず読んでみてくださいね。